45歳からの年収1.5倍化プログラム

キャリアを再生させる5つの視点(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心)から、自分の価値を再発見して、これからの15年を30年の濃さにしよう!

負のスパイラルを回避する ~「やりたいことを見つける」入口への誘い~

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「今までの仕事で自分の壁だった出来事は何だろうか?」

 

キャリアの転換期に、自分のキャリアを振り返ると、様々な思いが自分の胸の中をよぎります。

 

仕事の調子がうまくいっている時は気がつかなかったものの、何らかのきっかけでつまづきが生じる。

 

たとえば、面白味を感じない仕事を振り分けられたり、めんどうな揉め事にまきこまれてしまったり。

 

そういうときは、やろうと思っていても、なかなか前に進みだせなかったり、ついつい先延ばしにしてしまったりしがちです。

 

こういう状態は、自分の気持ちが「負のスパイラル」に陥る入口にあると言えます。

 

いわば、「やりたいことがわからない」状態にあるのです。

それに対応するには何から始めればいいでしょうか。

 

 

1.仕事を通した自分の過去を掘り下げる

 

 

未来は、過去と現在の延長にあります。したがって、なにかのきっかけがなければ、過去と現在と同じような未来が続くともいえます。「負のスパイラル」に陥りつつあるときは、「自分を見失っているとき」とも言えます。

 

そこで、自分の過去を掘り下げることによって、自ら変化のきっかけを創るのです。

 

最初に、自分の仕事での実績に焦点をあててみることが有効です。

 

具体的には、次のとおりです。

 

1.自分が誇れる仕事を3つ、他者に伝えるように、紙に書き出す。

2.誇れるポイントが何であったかを、他者に伝えるように、紙に書き出す。

3.そこから導き出される自分の強みと弱みを、他者に伝えるように、紙に書き出す。

 

大切なことは、他者に伝えるように紙に書き出すということです。

 

「自分のことは、自分がよくわからない」と言われています。頭の中で整理すると、「わからない」状態が続いてしまいがちです。

 

あえて紙に書き出すことで、思考が整理されます。また、他者に伝えるようにすることで、言葉によって自分を表現する意識が大切です。

 

自分の言葉で、自分を創るということになります。

 

2.困難を乗り越えたポイントを探る

 

 

仕事を通した自分の過去を掘り下げると、実績を創りあげる過程で、悩み苦しんだことや難しかったことがわかってきます。

 

そういうことを「壁」にたとえると、どういうことが思い浮かぶでしょうか。

 

その思い浮かんだ「壁」を乗り越えたからこそ、実績を挙げることができたという点に焦点をあててみることが有効です。

 

具体的には、次のとおりです。

 

1.実績を挙げる過程で対峙した壁を3つ、他者に伝えるように、紙に書き出す。

2.壁を乗り越えた経験から自分の強みを3つ、他者に伝えるように、紙に書き出す。

 

3.自分の本来の姿を掘り起こす

 

自分は、本来どういうことをやりたかったのでしょうか?

 

過去を掘り起した後に、自分の本来の姿にも焦点をあててみることが有効です。

 

具体的には、夢中になったことや趣味、好きな有名人、好きなブランド、やりたいことやなりたいことを、それぞれの理由やきっかけを、紙に書き出して整理します。

 

可能であれば、(1)小学生、(2)中・高生、(3)大学、(4)社会人20代・30代・40代、(5)現在といった時代に分けて整理してみます。

 

仕事とは関係のない自分を掘り起こすことで、「本来」の自分を見つめ直すことができます。

 

この時点で1と2を総合して、自分の中にある「アイデンティティー」と「キャラクター」を整理します。

 

アイデンティティー」とは、自分の本来の姿であり、自分が求めているもの。

「キャラクター」とは、生きていくために演じている姿。

 

かならず、両者に違いがあることに気がつくと思います。

 

この違いを認識することが、「負のスパイラル」を回避するために重要になります。

 

4.まとめ 〜打ち手を探る〜

 

違いを認識することは、自分を受け入れることにつながります。

 

つまり、自分を理解するということです。

 

自分のやりたいことがわからない状態は、「アイデンティティー」と「キャラクター」の乖離が大きいということ。

 

しかし、その要因をつかむことができれば、その乖離を小さくするための打ち手が見えてきます。

 

その打ち手こそが、自分の再確認となり、キャリアの再発見につながります。

 

そして、「負のスパイラル」を回避できるのです。

 

1,2時間、静かな時間を作って、試してみる価値はあると思います。

なぜ自分の人事異動に納得がいかないのか

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「今回の人事はよい人事でしたね。」

「あの人、こんな部署に行くことになったね。」

 

定期人事異動が終了した後に、会社内で交わされる会話の多くは、他人の人事異動についての感想です。

 

毎年4月1日は、多くの会社が定期人事異動を行います。

 

サラリーマンにとって、人事異動は避けて通れないことです。

 

したがって、自分の人事異動の受けとめ方がとても大切になります。とくに、不本意な人事異動であった場合の受けとめ方は、その後のキャリアに大きな影響を与えます。

 

そこで、自分の異動が不本意な人事異動だと感じたときの対処法を考えてみたいと思います。

 

【目次】

 

1.なぜ人事異動が必要であるかを理解する

 

 

人事異動は、コストがかかります。たとえば、新しい名刺を作ったり、新しいデスクを用意したり、はたまた、転居をともなう異動であれば引っ越しにかかわる費用が生じます。

 

したがって、意味のない人事異動はありません。なんらかの意味が必ずあります。

 

人事異動の目的は何でしょうか。人事異動は、大きく3つの目的があります。

 

【目的1】人材育成

【目的2】事業成長

【目的3】人材の活性化

 

目的1の人材育成は、その人の将来のキャリアを考えたものです。たとえば、将来の幹部候補・中間管理職の育成や、複数の部署を経験することを通した適性の拡大がその例です。

 

目的2の事業成長は、会社の事業成長を考えたものです。たとえば、業績をより拡大する必要がある場合、あるいは、業績を回復する必要がある場合に、その事業をリードするために必要な人材の配置がその例です

 

目的3の人材の活性化は、長年同じ仕事に携わることによる業務のブラックボックス化や停滞感を回避するためのものです。たとえば、仕事の属人化を回避して不正防止を図ったり、マンネリ感や人間関係によるモチベーション低下の回避、がその例です。

 

それぞれの目的が重なり合っていることが当然あります。目的1と目的2を同時に図るための人事異動は、よく行われます。

 

2.自分の異動の目的は何であるかを、自分なりに理解する

 

不本意な人事異動をポジティブに受けとめよう!と言うつもりはありません。

 

大切なことは、自分の異動の目的は、人材育成、事業成長、人材の活性化のいずれに該当するか、を考えてみることです。

 

さらに、それを自分が、どう捉えるかです。上司や人事から聞いた目的を、いったんは額面通り受けとめた上で、その裏側にある目的を推察するのです。

 

なにごとにも、表と裏があります。

 

たとえば、仕事を幅広く覚えてもらいたい、という表向きの理由。その裏には、なんらかの問題によるモチベーション低下を回避すること、または、人事異動で異動後の組織活性化を図る、ということ裏の事情があったりします。

 

裏の理由は明らかにされないことが一般的です。

 

したがって、裏側にある目的を推察するプロセスで感じたギャップを、受けとめることが重要です。

 

なぜならば、そこに「不本意な人事異動」と感じる原因があるからです。

 

3.自分でできることを考える

 

ギャップを把握できれば、「不本意な人事異動」を納得できる糸口にたどり着いたと言えます。

 

そのギャップを、どのように扱うか、自分で決める材料が明らかになったからです。

 

私は、人事に携わる立場から、自分の経験や知識を活かす機会を見つけることを勧めています。今までのキャリアを自分で認めた上で仕事に取り組むことができるからです。

 

一方、自分の経験や知識を活かす機会がない場合はどうするか。

 

この場合、真摯に不足している経験や知識を学ぶ機会と捉えるよう勧めています。ときに年下の人から教わることがあり、プライドを保つことに四苦八苦することもあります。

 

そうだとしても、愚直に学ぼうとする意識と意欲が必要なのです。

 

4.まとめ ~ヤケを起こさないこと~

 

私も、不本意な人事異動を経験したことがあります。自分が大切にされていないと感じてました。

 

そのとき、自分の経験を広げ、可能性も広がると言い聞かせましたが、なかなか上手くいきませんでした。

 

私が、その不本意だと感じた人事異動に納得がいくようになったきっかけは、その裏にある目的を推測したことです。

 

その結果、組織マネジメント力において、自分に足りていないことがあることに気づきました。この気づきを受けとめることは辛かったです。

 

しかし、同時に自分のキャリアを切り拓くのは、自分しかいないことにも気づき、マネジメントで不足していることを自分の上司からフィードバックしてもらい、行動を変えました。

 

どのような仕事でも、上手くいかないことがあると思います。その上手くいかない原因を知ることは辛いことです。しかし、辛い現実を直視して、前に進もうとすれば、道は開けていくのではないでしょうか。

 

不本意な人事異動であっても、決してヤケを起こさないことが大切だと感じています。

 

見ている人は見ています。不本意な人事異動であったとしても、愚直に前を向いて行動している人は、「存在感のある人材」としての道が必ず開けてきます。

 

自分ばかり貧乏くじをひいてしまうと感じたときの対処法

「どういうわけか、自分は損な役回りを引き受けてしまう。」

「会社の言うとおりに仕事をしてきたけど、会社は認めてくれない。」

「あの人はうまくコトを進められるのに、自分はつまづくことが多い。」

「やりたくないことばかりやらされる。」

 

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このように「自分ばかり貧乏くじ」をひいてしまうと不満を感じてしまうとき、何をやっても「つまらない」と感じてしまいます。

 

この感情をもったままでいることは、とてもつらいことです。少しでも早く解放されることが必要です。

 

 

1.どういうときに感じるか

「自分ばかり貧乏くじをひいてしまう」と感じるときは、どういうときでしょうか。

人それぞれに、このような「負」の感情を感じる条件があると思いますが、人事の経験上、共通していることがあります。

 

それは、「他者と比較」していることです。

 

プラスに働かないとわかっていても、こうしてしまうのはどうしてでしょうか。

 

「自分ばかり貧乏くじをひいてしまう」と感じることは、「ネガティブな感情で自分の存在を認めている」と言えます。

 

簡単に言うと、「他者と比較することで、かわいそうな自分がいる。」と感じることで自己承認しているため、プラスに働かないことをやってしまうのです。

 

2.「やることを決める」

気持ちが下向きになってしまうと、芋づる式に「嫌なこと」が起こってきます。

「嫌なこと」が続くと、ますます気持ちが萎えてきて、状況が悪くなる。

 

この負のスパイラルから抜け出すには、「やることを決める」ことから始めると改善の糸口が見えてきます。

 

「目の前の仕事」に集中するということです。

 

私も「他者と比較」して、自分の処遇に不満を感じたことがありました。振り返ると、気持ちに余裕がなく、「目の前の仕事」に集中できなくなり、「他者と比較」していました。

 

誤解を恐れずに言うと、他者と自分を比較する時間を持て余しているほど「暇」だったのです。

 

このことに気付いたきっかけは、自分のメンターの一言でした。私の「他者と比較」して自分を認められていないという気持ちを理解したうえで、つぎのような質問を投げかけてくれました。

 

「それで、結局どうするの?」

「このままの状態をいつまで続ける?」

「今やっている仕事、自分にとってどんな意味がある?」

「なぜその仕事が必要で、自分に任されたと思う?」

 

これらの質問をなげかけられたとき、「それがわからないから、悩んでいる」と真っ先に感じました。そして、そのことをメンターに伝えました。

 

すると、メンターから

 

「今、ここで、やることは決めているか?」

 

という質問を返されました。

 

そのとき、自分が不足していることに気がつきました。

 

自分の時間を費やして仕事をしている、その時間の価値を考えずに、ただ与えられたことを「こなす」ことに集中してしまっている。

 

端的にいうと、仕事を進めるうえで、具体的な目標を掲げず、だた「こなす」ことを繰り返していたのです。

 

そのときから、仕事の目的を考え、自分で具体的に目標を決めるようにしました。

 

周囲との協業を考え、ゴールまでの行動計画を立てて仕事に取り組むようにしたところ、比べるべきは「他者」ではなく「自分」であることに気づきました。

 

「やることを決める」ことで、「自分のあり方」が見えてくる。

「自分のあり方」が見えてきて「他人と比べる」頻度が徐々に減ってきました。

そうなると面白いもので、「自分の立てた目標」と比べることが多くなっていきました。

 

3.まとめ ~「自分と比べる」~

 

 

「自分の立てた目標」と比較するようになると、自己成長を感じる機会が増えてきました。

 

PDCAが大切だとよく言われます。このPDCAがうまく回りだした実感が持ててくると、「できた自分」と「できなった自分」を比較して等身大の自分を捉えることができてきました。

 

結果的に「自分ばかり貧乏くじをひいてしまう」といったネガティブな感情で他者と比較することはなくなりました。

 

逆に、「どうやったら、あの人と同じようにうまく仕事ができるだろうか」という比較をするようになりました。

 

よい意味で他者をライバル視することで、「あの人のようになりたい」という意識が芽生えてきたのです。

 

「他者との比較」も、こういう基準になると、自己成長につながると実感しました。

 

「自分と比べる」という意識をもつことで、自己成長を感じることができます。

 

昨日よりも一歩でも成長している自分を感じることができれば、そのことで、自分を認めることができます。

 

少しずつでも、意識することで、状況は確実に変わってくるのです。

 

小さな一歩を大切にしたいですね。

 

 

仕事がうまくいかないとき。 負のスパイラルから抜け出す5つの視点

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「45歳を過ぎて、会社での先行きがみえてきて、やる気がおきない。」

「給料だけがすべてじゃないけど、会社に満足できない」

 

成果主義型の人事制度に移行している会社が増えているものの、役職定年制度や年齢給等がある場合、45歳を過ぎると給与が目減りすることがあります。

 

給与が下がることは、頭でその理屈を理解できたとしても、心では納得できない。

 

こういうケースでは、自分の処遇に自信を持てなくなり、やがて仕事の成果も上がらなくなりがちです。「負のスパイラル」に落ち込みやすくなるため、会社に対する不平や不満につながります。

 

職場ストレスの原因は、職場での人間関係に次いで、給与等の処遇にあるとも言われるます。「負のスパイラル」の状態から抜け出さないと、未来に向けた歩みが続かないから、ますます悩みが深まります。

 

 

1.「負のスパイラル」から抜け出すには

どういう経緯があるにせよ、現在の処遇を受けとめることが、「負のスパイラル」から抜け出す第一歩だと思います。受けとめたことで、状況がすぐに変わることはありませんが、自分が現在居る位置を確かめ、理想とする位置とのギャップを把握できます。

 

辛いプロセスですが、ギャップを把握することで、原因を特定することができます。

原因がわかれば、対策を立てることができます。

 

たしかに、自分で状況を変えることが難しい場合もあるため、他責化しがちになります。もっとも、他責化で現在と理想のギャップを解消できるならば効果的ですが、一般的には解消につながらないことが多いと思います。

 

自分のチカラでギャップをいかに解消するという意識をもつことが、実は「負のスパイラル」から抜け出す近道であることが多いのです。

 

2.5つの視点を確認する

 

 

自分の仕事に対する言動や姿勢を確認する5つの視点があります。

  1. 好奇心
  2. 持続性
  3. 柔軟性
  4. 楽観性
  5. 冒険心

この5つの視点で、自分を振り返ってみると、意外に自分の改善点が見つかります。

 

「好奇心」をもって、自ら仕事を探求してきたか

「持続性」を意識して、とことん本質を極めたか、仕事の手を抜いたりしていないか

人の意見や周囲とうまく強調しながら「柔軟性」をもって仕事をしていきたか

難しい仕事で「なんとかなる」と前向きな「楽観性」があったか

前例がない仕事でも、「なんとかする、やってみよう」という「冒険心」で挑戦したか

 

仕事がうまく回っているときは、この5つの視点のいずれも、自分として十分にやりきっているという実感があるときです。

 

逆に、5つ視点のうち、一つでも欠けると、仕事がうまく回らなくなります。

 

例えば、難しい仕事の場合、「できない理由」を挙げてしまう場合です。

 

自分では、慎重に、リスクヘッジして仕事を進めていると感じていても、「消極的」な気持ちになります。上司の目にも「消極的」な姿勢に映ってしまいます。

こうなると、「仕事を任せられない人材」になってしまいます。

 

5つの視点のうち、なんとかなるという「楽観性」を持ち合わさないだけでも、「仕事を任せられない人材」になってしまうならば、チャンスが減り、仕事を面白く感じられなくなっても不思議ではありません。

 

3. もっとも大切な必要な視点は

  

5つの視点のなかでもっとも大切な視点は、「好奇心」です。「好奇心」があれば、他の4つの視点に目を向けやすくなります。

 

したがって、「負のスパイラル」にあるとき、自分の目の前にある仕事のどこかしらに「好奇心」をもって取り組むことが極めて大切なことです。

 

「好奇心」は、一生懸命に仕事に取り組む姿勢につながります。

 

「他人は、自分が気にするほど自分のことを意識していない」と言われますが、真摯な姿勢は、必ず誰かが目にしています。

 

「負のスパイラル」に陥ったときは、自分の言動や姿勢を「好奇心があるか?」という視点で振り返り、「持続性」「柔軟性」「楽観性」「冒険心」の視点につながっているか確かめてみるといいでしょう。

 

自分で解決の糸口が見つかるはずです。

「書くということ」 信頼のある人材になるために

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「結局、アタマの中で考えていることしか、文章にできないんだよな。」

 

某大学の教員をしている高校の同級生の一言が忘れられません。

 

 

大学の教員は、教育者であると同時に研究者でもあります。研究者としての価値は、いかにオリジナリティある研究成果を出すか、ということにつきるそうです。

 

研究成果は、文章によって世の中に出ていくものであり、その中に自分の考えを的確に表さなければならない。

 

様々な先行研究や実証を積み上げ、独創性ある研究を世の中に出すことが、研究者としての存在感を創り出す。できなければ、研究者としては、決して認められない。厳しい世界に生きるヒトの言葉であるがゆえに、胸に刺さりました。

 

 

書くこと と 話すこと

 

私は、書くことよりも話すことの方が、楽だと思います。話すことは、目の前にいる相手の受けとめ方を確かめながら、意思を伝えることができるからです。

 

仕事上、シビアなことを伝えなければならないとき、まずは話すことを優先させています。

 

最近、話すことに加えて、その内容を紙に書いて、同じタイミングで目の前にいる相手に伝えることを始めました。

 

友人の一言を思い返し、考えている意思をきちんと伝えたい、と考えたからです。

 

不思議なもので、文字を書いた紙をみせることで、目の前にいる相手が安心して話しを聞いてくれているように感じます。

 

書くことは、相手に安心感も伝えられると思うのです。

 

書くことでアタマの中が整理される

 

プレゼンテーションするとき、パワーポイントを使うことがあります。

 

パワーポイントは、紙芝居のように、伝えたい要点を示せます。短い時間で、意思決定するときのビジネスツールです。

 

しかし、要点がボヤけていたりすると、わかったようで、わからない印象を受けることが多々あります。

 

自戒の意味を含めて振り返ると、私も内容を曖昧に示し、いかようにも解釈できるプレゼンテーションをしたことがありました。

 

そういうときは、なんとなくその場は乗り切れるものの、納得いく結論に至らりませんでした。

 

振り返ると、その理由がわかります。深く考えていなかったたも、曖昧な内容にせざるを得なかったのです。

 

そういった経験から、プレゼンテーション資料をパワーポイントで作る準備として、文章を書くようにしました。

 

考えを文章にして紙に書くようにしてから、プレゼンテーションに説得力が付いたと感じています。

 

紙に書くことで、アタマの中で思い巡らせている自分が伝えたい要点がハッキリするからだと思います。また、矛盾点を可視化できるため、説得力が増すのだと思うのです。

 

今は、自分の考えを整理するためのビジネスツールとして、あえて文章を書くようにしています。

 

まとめ

  

書くことで、自分も安心感を得ていることに気がつきました。

自分のアタマの中のこと、自分でもわかっているようで、わかっていないことがありました。

 

思うに、仕事上シビアなことを伝えるとき、話すことだけですませると、後で誤解が生じないか不安を感じていました。

 

もちろん、書くこと(文章化すること)で100%誤解を防ぐことはできません。

 

しかし、話すときに書いたものを示すことができれば、誤解が生じる可能性を低くできると考えます。

 

つまり、自分も安心して目の前にいる相手に接することができると思います。

 

書くということは、考えた結果を残すこと、そして、信頼を示すことではないでしょうか。信頼を得ることができれば、「存在感のある人材」になります。

 

45歳からでも、「書くこと」を意識すると、仕事がしやすくなるはずです。

お利口(りこう)リーマンからの脱却

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「起業って、ロケットを発射させて、人工衛星の打ち上げを成功させる感じです。」

 

社内ベンチャーで農業関係の起業されたKさんのから伺った、起業家としての感想です。 

  

Kさんは、創業のタイミングではつぎの3つの条件が求められると指摘されます。

 

  1. 発射台をつくる
  2. 発射角度を定める
  3. 燃料を注入する

 

発射台をつくるとは、自分が何で起業しようかと決めて必要な事業計画を立てること。

 

発射角度を定めるとは、自分が目覚め方向を見定めこと。

 

燃料を注入するとは、モチベーションを蓄えたり、必要な資金を準備すること。

 

これら3つの条件は、起業家や経営者だけではなく、サラリーマンにもあてはまると思います。

 

45歳からのサラリーマンとしてのキャリアを振り返るとき、つぎのように置き換えることができるからです。

 

発射台をつくるとは、自分が経験した知識、スキル、人脈などを振り返ること。振り返ることで、自分のサラリーマンとしての売りは何かを確かめこと。

 

発射角度を定めるとは、これから自分を活かしていくためには、あるいは、会社に貢献するためにはどう行動すればいいかを見定めること。

 

燃料を注入するとは、自分のモチベーションが上がり、やる気を満たすこと。

 

 

やりたいことがないサラリーマン

 

Kさんは、サラリーマンのとき、やりたいことがなかったそうです。

 

やりたいことはないけれども、上から示された仕事をカタチにできる。

 

自分がやりたいことはさておき、全体バランスを見て、ベターな解を考えられる。

 

与えられた立場やポジションにふさわしいように立ち振る舞える。

 

やりたいことはないが、与えられたことに対して、答えをつくることはできる。したがって、上司には、安心安全な、都合の良いヒトだった。

 

このままでは、サラリーマンのベテランになってしまう。つぶしがきかないヒトになってしまう

 

Kさんは、このように振り返えられました。

 

サラリーマンとして20年以上のキャリアがある人ならば感じたことがあるのではないでしょうか。

 

サラリーマンって、ダメですか?

 

私は、サラリーマンだからこそ成し遂げられることは沢山あると考えます。

 

会社という組織だから成し遂げられることが沢山あり、会社を動かしているサラリーマンのチカラが必要だからです。

 

ですから、上から示された仕事をカタチにする能力やスキルは高く評価されると考えます。

 

上から示された仕事を課題を見つけ、組織(チーム)を活用して、問題を解決して、カタチにするというビジネスパーソンの基礎がなければ実行できないことだからです。

 

上から示された仕事を、上の意図をくんでカタチにする「サラリーマン」ではダメでしょうか?

 

わたしは、自分のやりたいことがなく、周囲の視線を気にしながら、指示された仕事をこなす「おりこうさんなサラリーマン」でいてはいけないと考えます。

 

自分のキャリアを自分で創り上げるという意識が乏しく、主体的な働き方ができなくなるからです。

 

お利口リーマンからの脱却

 

「おりこうさんなサラリーマン」は、自分のキャリアを考えなくてもなんとかなる、と思っているのではないでしょうか。

 

あるいは、考えていないとも言えるのではないでしょうか。

 

Kさんが示された起業に必要な3つの条件は、サラリーマンにもあてはまると書きました。

 

「おりこうさんなサラリーマン」は、この3つの条件は考慮せず、自分のキャリアをなんとなく流れに任せている。

 

そのため、人と比べて自分を安心させたり、周囲の目を気にしたりして立ち振る舞ったりして、自分の居場所を確かめているように感じます。

 

その結果、なんとなく、自分のキャリアは何もない感じになり、将来が不安になったり、現状に満足できなかったりしているのではないでしょうか。

 

hiratsukacareer.hatenablog.com

 

まとめ  3つの条件を意識してみる

 

Kさんから伺った3つの条件を意識してみると、なんとなく流れに任せてキャリアを積み上げることにはならないと考えます。

 

発射台をつくるとは、自分が経験した知識、スキル、人脈などを振り返ること。振り返ることで、自分のサラリーマンとしての売りは何かを確かめこと。

 

 発射角度を定めるとは、これから自分を活かしていくためには、あるいは、会社に貢献するためにはどう行動すればいいかを見定めること。

 

 燃料を注入するとは、自分のモチベーションが上がり、やる気を満たすこと。

 

この3つの条件を意識して、自分のキャリアを考えると、自分が創る、自立的なキャリアを描くことができます。

 

なんとなく携わっていた仕事が、自分のキャリアにプラスの影響をもたらすことに気がつくはずです。

 

そうなると、将来の不安や現状の不満が自分から遠ざかっていくのです。

 

挑戦してみる価値があると思いませんか?

他人と比較しない生き方 遠回りの近道 ~ 非効率にやってみよう ~

 

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「社長らしく振舞わなければならないことに戸惑ってしまうんだ。」

 

社内ベンチャーで起業したKさんから、お話を伺いました。

 

Kさんとは中小機構が主催するTIP’Sで知り合いました。「生産者の方を元気にしたい」という思いをもって、生産者と都会に住んでいる人をマッチングさせるビジネスを立ち上げた方です。

 

サラリーマンでいることと起業することを比較したときに、どのような違いがあるかを率直に知りたいという思いがありました。

 

お話を伺い、サラリーマンとして働くうえで、「存在感のある人材」になるヒントをいただきましたので、紹介します。

 

【目次】

 

1.お利口さんなサラリーマン

 

サラリーマンは、「決められたことを、意図を汲んで形にすること」が求められる場面が多々あります。

 

「意図を汲んで形にすること」にも、主体性が求められます。しかし、「自分で決めずに、自分の一段階上に決めてもらう」という姿勢になりがちです。

 

このことをKさんは、「サラリーマンのベテラン」と表現されていました。

 

起業すると、すべて自分で決めていくことになります、他方、サラリーマンは、自分のやりたいことはさておき、組織のバランスを勘案して、人間関係の中でバランスを見て仕事を組み立ててしまう、という意味です。

 

「当時はお利口さんなサラリーマンだったと思います。」

 

Kさんは、「上司に反抗することなく、自分のやりたいことでなくとも受け入れ、仕事を形にすることが求められていた」と回想されました。

 

「やりたいことが特段なかった」ので、「お利口さんなサラリーマン」に違和感は感じなかったようです。

 

起業後は、「沸々とわきあがる自分の思い」の心地良さとそれを実現する痛苦しさを経験され、行動が変わったと伺いました。

 

サラリーマンでいるときと全く異なるスキルが求められることに気づかれたことが、行動と意識が変わるきっかけになったとのことです。

 

2.サラリーマンの悩みといかにつきあうか

 

 

多くのサラリーマンが「人との比較」に悩みを抱えることと思います。

 

「同期との昇進」

「評価やボーナス査定」

「優秀な後輩に先を越される不安」

 

Kさんも、同様な悩みを抱えていたとのことですが、起業後はこれらの悩みからは解放されたようです。

 

起業した後は、このような悩みよりも、「自分の本領は何だろう」「自分らしいってなんだろう」「自分の得意なことは何だろう」と自分に問いかえることが増えたとのことです。

 

そして、この自分への問いかけを通して、事業の核となるものを発見し、迷うことなく進む道が開けてきたようです。

 

「自分の本領は何だろう」という自分への問いかけが、「人との比較」による悩みを遠ざけてくれると思うのです。

 

Kさんは、ひたすら自分の本領を問いかけ続けた結果、「人との比較」から解放されたのだと感じました。

 

サラリーマンであっても、同じように自分への問いかけを続けることで、他人と比較せず、自分の果たすべき役割が見えてくるのではないでしょうか。

 

3.まとめ ~ サラリーマンと起業家に共通すること ~

 

Kさんと話をして、一つの共通項を見つけました。

 

それは、「人から可愛がれること」「人に好かれること」「安心して友達になれること(近づきやすいこと)」というヒューマンスキルの大切さです。

 

このスキルは、「できるヒト」が共通して持っているスキルともいえます。

 

では、このスキルを身につけるには、どうすればいいか。

 

Kさんは、「非効率にやってみる」ことで、身につくのではないかと示唆されます。

 

例えば、人に何かを伝えるときに、効率的に進めるならば、メールや電話を活用することが推奨されます。あえて直接人に会うことは、それらと比較すると効率的ではありません。

 

しかし、人と会うことで、人とのかかわり方のコツ、伝えたいことを思いに乗せて伝える術を体感することができます。

 

一見、非効率なようですが、自分の思いを人に伝えるために必要な感覚を人との交流を通して体験できるというメリットがあります。

 

仕事というキャリアにおいて、このプロセスを通して「できるヒト」のヒューマンスキルが身につくならば、それは「遠回りの近道」とも言えるのではないでしょうか。

 

「存在感のある人材」になるためには、「人から可愛がられること」「人に好かれること」「安心して友達になれること(近づきやすいこと)」は必須だと考えます。

 

一足飛びに身につけるようとせず、身近な人と接するときに意識することが大切だと思います。

 

Kさんとお話しをして確信したことが一つあります。

 

それは、「自分の本領は何か」と自分に問いかけ続けることで、自分本来の居場所を自ら見つけられることです。

 

言いかえると「生き抜くチカラ」の原点が確かめられるのです。

 

遠回りな近道、「非効率」なことを続けることで見えてくるものがあることを確信しました。