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たった3つ! 人事異動が納得できないときの心の整え方

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人事異動

 

ビジネスパーソンであれば、誰しもが経験する人事異動は、人の人生に大きなインパクトを与えます。

 

時としてポジティブに、あるいは、ネガティブに。

 

人事異動が自分のキャリアデザインとマッチしているときは、心の底から躍動感を感じますが、逆の場合は深刻な事態につながりかねません。

 

人事異動のインパクトが自分にとってネガティブな場合、心の底から失望感を感じ、仕事のみならず自分の存在価値までも自己承認できなくなるからです。

 

私も自分にとってネガティブな人事異動を経験したことがあります。そして、その人事異動がきっかけとなり、自分でキャリアを変えることを決め、転職しました。

 

ただ、振り返ると、ネガティブな感情を抱えながらキャリアを変えることには、あまりおすすめできません。心のどこかに、「逃げている」という感情が残ってしまっていたからです。

 

しかも、「逃げている」という感情を無理矢理否定し、あたかも「逃げていない」かのように振る舞おうとしてしまい、余計に「逃げている」という感情が大きくなってしまったからです。

 

2020年4月1日の人事異動が発令される時期になりました。

 

45歳を過ぎてから、自分が納得できない人事異動を経験することは、筆舌に尽くしがたい思いを持つことでしょう。

 

そこで、今日は、人事異動が納得できないときの心の整え方について、お伝えしたいと思います。

 

やけをおこさない

 

なにはともあれ、自暴自棄になってはいけません。

「やっていられない!」という思いを抱くことは仕方のないことですが、無理に意識してでも態度に表さないことです。

 

ふてくされた表情

投げやりな言葉づかい

とげとげした上司や同僚とのかかわり方

  

このような態度は、周囲に悪影響を及ぼすだけではなく、無意識に自分にとっても悪影響を及ぼします。

 

それは、「やっていられない!」という思いの裏側にある「このままの自分で終わりたくない」という自分を取りもどすチカラを減退させてしまうからです。

 

なぜ、「このままの自分で終わりたく」と思うのかを意識するのです。

 

自分をリバースエンジニアリングする

 

他人から強制されてキャリアが変わることが人事異動です。ビジネスパーソンであれば、それに従わないことは自らの意思で会社を去ることを意味します。

 

ゆえに、盲目的に人事異動を受け入れるではなく、自律的に自分のキャリアを捉え直すことが大切になります。

 

自分のキャリアを捉え直すことは、自分の行動力の源泉を洗い出すことを意味します。

 

どんなときに自分は価値を感じるのか

自分が執着できることは何か

なぜ、自分はこのままで終わりたくないと感じるのか

 

 このようなことを、自分に問いかけ、「自分の意思」の構造分析をするのです。

 

プロフェッショナルとして貢献する

 

人事異動が納得できないとしても、やけをおこさず、「自分の意思」を捉え直して、

プロフェッショナルとして結果を残すためにできることを考えてみましょう。

 

人事異動が納得できないとしても、プロフェッショナルとして自分が貢献することを「自分の意思」として決めるのです。

 

人事異動が納得できないという状況を憂いても、現状は変わりません。

現状を変えるには、プロフェッショナルとしての行動と結果を、「自分の意思」として残していくことが必要です。

 

雇われている身が長いと、「やらされている」「指示されている」という意識を持ってしまいがちです。

 

知らず知らずのうちに、自分のキャリアは人任せにしてしまっていて、それがデフォルトになっていることが往々にしてあります。

 

納得できない状況においても、結果を残すために自分ができることを「自分の意思」として決めることに挑戦する気持ちを持つと言うことです。

 

まとめ

 

人事異動が納得できない状況であっても、「逃げる」のではなく、「このままの自分で終わりたくない」という気持ちを持ち続け、辛くても、「自分の意思」と向き合うことが大切です。

 

そのためには、頭で考えすぎず、身体で動くことを意識すると効果的です。

 

具体的には、今日お伝えした3つのことについて、「手書きで紙に書き出す」ということです。

 

とにかく、思いついたことを「手書きで紙に書き出す」。

 

その際、「文章形式」で書き出すことです。紙に書き出した意図が見えるからです。 

 

45歳からでも、キャリアを広げ、深めることはできます。

人事異動が納得できないならば、今日お伝えした3つのことを実践していただければ、自分を取りもどすきっかけをつかめます。

 

ぜひ、トライしてみてください。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました。