40代になると上司という立場で部下と接する機会が増えます。
上司とは言っても人間です。気持ちが揺らいで、いつも平常心でいられるとは限りません。
嫌なことや理不尽なことがあったときに、それを耐え忍んでいられるようになりたいものです。
平常心でいられるないとき、部下はそれを敏感に感じ取ります。
感じ取る部下は、場の空気を読むことができますが、全員がそうではありません。
昨日のブログにも書いたように、上司は胆力が求められるます。
嫌なことや理不尽なことに対峙したとき、冷静さを保てないと、部下から信頼されません。
結果として、組織のチカラを低下させることになります。
そうならないためにも、自分の言動には敏感にならないと、組織の中で存在感のある人材にはなりません。
自分が取っている言動を、自分の大切な家族にも同じようにするか、という視点が上司には必要です。
青臭いことを言いますが、部下を家族のように感じられない上司にはならない、という意識を持ちたいものです。
部下を大切にする上司にならないと、組織はチカラを発揮しません。
意識的に、自分の言動を振り返ることを続けることが、存在価値のある人材になる基本要件になります。