たまには堅い話題ではなく、ライトな感じでキャリアを語りたいと思います。
昨日、メガバンクのリストラについて、日本経済新聞の記事を引き合いにしてお伝えしました。
暗い話題がついてまわる今日この頃ですが、働く場を取り巻く環境は厳しさを増すと思います。しかし、自分のキャリアをこれと連動して悲観的になりすぎるのも良くないと感じます。
自分のキャリアのあり方を、しっかり準備することは重要ですが、準備完了に至るまでには時間を要します。往々にして、準備完了に至るまでに、気持ちを持続させることができないことがあります。
長いスパンで自分のキャリアを考えることを、重いテーマに取り組むように感じることもあろうかと思います。重く考えすぎないようにしたいものです。自分のことですから。
大切なことは「自分のありたい姿」を、いかにリアルにイメージできるかということです。
今回は、そのためのヒントを2つお伝えします。
【目次】
音楽のチカラを活用する
音楽を聴きながら勉強する、「ながら勉強」は、集中力を欠くことになると注意された経験を持っている方もいらっしゃると思います。
個人的には、複数のことをマルチタスクとして同時進行できれば、時間効率も高まりまるので推奨されてもいいように思っています。しかし、ながら族は効率が悪いという迷信をなぜか信じてしまっていました。
キャリアを考えるとき、音がない中でじっくりと振り返ることも必要ですが、音楽のチカラを借りることは効果があります。自分の感情を刺激することは、過去に経験した出来事をリアルに回想することができるからです。
音楽のチカラを軽視することはできません。
そこで、自分のキャリアを振り返っているとき、行き詰ったら、音楽のチカラを借りることをお勧めしたいと思います。
気持ちを高めたいときに、ハイテンションな気持ちになる音楽を聴くことで、感情が動き、気づいていなかった自分の思いを自覚することがあるのです。
おススメの音楽は、「下町ロケット」のメインテーマ曲です。
困難を乗り越えて、自分の夢を実現した主人公を思い返すと、自分ができることはまだまだあると感じます。
身体の動きを意識する
身体の動きは、自分の感情と連動しています。
たとえば、悲しくなくても、落ち込んだ姿勢を取ることで、気持ちが落ち込んだ感じを受けることから体感することができます。
自分のキャリアを振り返るとき、自分の身体の動きを意識しない場合が多いのではないかと思います。ついつい、机に座って、下向き加減で自分と対話しているケースがあるのではないでしょうか。
真剣に自分と対話することは必要ですが、身体の動きによってテンションが下がることを軽視することはできません。
音楽のチカラを活用することと同様に、自分のキャリアを振り返っているとき、行き詰ったら、身体の動きを意識することをお勧めしたいと思います。
具体的には、顔を上げて前を見る、背筋を伸ばす、自分が自信を感じているときのポーズを意識的に取る、といっとポジティブな身体の動きを実践してみるのです。
身体の動きと感情は一致します。落ち込んでもいないときに、落ち込んだ姿勢を取ると気持ちは沈みがちになります。その逆で、楽しいと感じていないといきに、ポジティブな姿勢を取ると気持ちは上げ気味になります。
まとめ
ホントのちょっとした工夫で、物事を捉える視点が変わります。
自分の過去を振り返るとき、「事実としての過去」をその時の感情も想起して捉えることが重要です。
「自分の過去」に起こった出来事を変えることはできませんが、それにかかわる自己認識を変えることはできます。
自分のキャリアを振り返るとき、自分の過去を肯定的に捉えることができれば、未来を見据えた展望が明るくなります。
手軽にできることを意識することで、自分の過去の捉え方が変わるかもしれません。一度きりの人生、どうせならば肯定的に捉えて前進したいものです。
音楽のチカラを借りたり、身体の動きを意識することで、自分のキャリアを肯定的に捉えてみませんか。
自分が歩んできた道のりに誤りはなかったと感じますから。