自分の能力やスキルを上げるために、どのような工夫をしていますか?
仕事をするうえで、必要な能力やスキルについては、会社が「教育訓練」として実施してくれます。「教育訓練」することで、社員の資質と会社の業績が向上することを目指しているからです。つまり、「教育訓練」にかける費用によって、会社が社員をどの程度大切にしているかがわかります。
自ら学ぶという点ではどうでしょうか。たとえば、国家資格取得(税理士、社労士等)や外国語運用能力の向上などに、積極的に自ら学びに行くことで必要な能力やスキルを上げる人もいます。このような意識の高さは、仕事に向きあう真剣さにつながりますので、学び続けることがきわめて大切だといえます。
1.どうして社外の人と交流することが必要なのか
さて、今回のテーマは、「思い切って、社外の人と交流してみよう!」です。普段接することのない人たちとの交流は、自分自身を成長させるためにとても有益です。自分の目指すあり方をもっている人にとって、新しい人との出会いは自分の現在地を自ら確認する機会となるため、成長が加速化します。
2.社外の人と交流することで得られる3つの効果
2-1.「井の中の蛙」からの脱却
社外の人たち、特に独立して企業経営している人たちと接すると、その「経営者マインド」に驚かされることが多々あります。お客様に自分の商品やサービスを責任をもってお届けするという姿勢は、付加価値を創出し続けている姿そのものです。つまり、会社勤めでも、「付加価値を創出する」という意識をもつことが、高い成果をあげるためには必須です。
リアルなロールモデルと接する機会は、ある意味「井の中の蛙」状態である自分を自覚することになり、自己成長のきっかけに変わります。
また、社外の人たちとの交流しながら学ぶ機会も有益です。たとえば、グループワークを通して、今まで接したことのない考え方のアプローチに触れたり、秀逸なファシリテーションを目の当たりにしたりすることも自己成長のきっかけになります。
2-2.自分の思いを、遠慮することなく伝える機会
社外の人たちとは、自分が日常感じていることや考えていることを遠慮なく伝えることができます。そして、相手から率直なフィードバックをもらうことができます。これにより、自分で自分の考えを確かめられることや、今まで気づかなかったことに気づき、具体的な行動を起こすこと等の変化につながります。
たしかに、社内でも「自分の思いや考え」を口に出し、フィードバックをもらうことはできます。しかし、社外の人たちとは、性別、年齢、職位、社会的地位等とはかかわりのない関係性があり変化の幅が大きいと言えます。自分の変化に与える影響が大きいのです。
2-3.仲間を創れる
社外の人たちとの交流を通して、新しい仲間を創れます。
自分の日常を面で捉えてみましょう。その面が、会社と家庭の2つの柱で支えられているとするならば、社外の人たちと交流することで、もう1本新しい柱ができます。自分の日常を3本の柱で支えることができれば、それだけ安定感が増します。
つまり、それが安心感につながり、気持ちに余裕ができます。
自己成長するためには、何か新しいことに挑戦する意欲が必要となります。気持ちの余裕が、新しいことに挑戦する意欲を後押ししてくれます。
そのためにも、単なる名刺交換で終わるのでなく、facebookやメールといったSNSを通して、関係性をはぐくんでいく姿勢がきわめて重要になります。
3.まとめ
以上の3つのメリットがありますから、自分の価値を上げたいと思っている方には、是非とも社外の人たちと交流する機会をもつことをお勧めします。
社外の人たちとの交流は、自分がどういうレベルに現在位置しているかを、自分の目線で確認できる絶好の機会です。
自分の現在地がわかれば、そこから前進する方法を自分で見つけていくことができます。このプロセスがうまく機能すれば、「自分で考えて行動する」ことができるようになります。そうなれば、自然と自分の価値は上がってくるはずです。
4.ご参考(おススメの交流会)
私がおススメする交流会です。
初めて、一人、でも参加しやすいので、安心して参加申し込みできます。
(1)横浜異業種交流会【キャリアセッション】
(2)中小機構 TIP’S イベント