45歳からの年収1.5倍化プログラム

キャリアを再生させる5つの視点(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心)から、自分の価値を再発見して、これからの15年を30年の濃さにしよう!

45歳からでもしぶとく生き残る! 仕事人としての生き抜くチカラの身につけかたとは?

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40歳を過ぎると、自分の理想とする仕事のしかた、生き方を追求していきたくなります。20代、30代の頃は、ひたすら上昇志向であったとしても、徐々に選択肢が少なくなり、自分の可能性に限りがあるように感じてきます。したがって、人生の一発逆転をねらって転職しようとする人が増えたりします。

 

転職は自らキャリアチェンジする機会になるため、おのずと覚悟が必要になります。

 

ただ、転職という手段を取る前に、自分にとっての仕事観を確かめておかないと、転職を失敗したと感じやすくなります。

 

たとえば、右肩上がりにの経済成長期には、出世競争に勝ち続けることが仕事の価値観だったりすると、40歳を過ぎてその勝負に残れなくなると、何を求めて仕事をすればいいのかわからなくなります。

 

そこで転職しようと考えたとしても、出世競争という勝ち負けを仕事の価値観として持ち合わせているかぎり、転職先でそれを実現できないことに気づいたときに、大いに後悔し、「転職に失敗した・・・」と感じてしまうのです。

 

したがって、どんなに忙しくとも、40歳を過ぎて転職しようとするならば、自分自身を正直に見つめて、自分の特性を正確に知らなければいけません。

 

どんなときに自分が満足感を得ているのか

どんなときに自分は最高のパフォーマンスを発揮できているのか

どんなときに自分はモチベーションが高まるのか

どんな人と仕事をしているときが楽しいのか

 

どんなときに自分は不満を感じるのか

どんなときに自分のパフォーマンスは下がるのか

どんなときに自分のモチベーションは下がるのか

どんな人と仕事をしているときが苦痛なのか

 

こういったシンプルな問いを自分に投げかけることで、自分のことを正確に把握して、自分の仕事観を自分の言葉で定義づけすることが必須となります。

 

そのうえで、自分が達成した業績と照らし合わせて、その業績を挙げたときの再現力を転職先の会社でも発揮できるか、冷静に見極め、自信をもって[YES]と言えなければ、転職は見合わせた方がいいでしょう。転職先の会社は、即戦力であることを求めるからです。

 

ここで焦って、冷静に見極めずに転職すると失敗します。

 

したがって、自分の仕事観を自分の言葉で定義づけし、自分の仕事観として自分が納得する仕事を見つけなければ転職することはお勧めしません。自分がプロとして報酬を得ている源泉を確かめることで、他社でも通用する自分の仕事での「売り」がはっきりしてからでないと転職すべきではないのです。

 

一般的に、40歳を過ぎると保守的になり変化を好まなくなる傾向があります。したがって、転職という選択肢を考える人は、自ら変化を起こそうとする勇者なのです。自分の人生に正直に向き合い、なんとか良くなりたいと考える真面目な人ともいえます。

 

そういう人が、真剣に自分と向き合い、他社でも通用する自分の仕事での「売り」が見つかったら、それをもとに仕事の業績を挙げることができるようになります。転職しなかったとしても、自分が所属する会社で存在感のある人材になってくるのです。

 

40歳を過ぎると、どれだけ「存在価値のある人材」でいられるかが生き残るために必要です。

 

自分の特性から、自分の仕事観を自分の言葉で定義することは、自分オリジナルの仕事における「成功」を定義づけすることでもあります。会社のルールや他人との比較ではなく、自分オリジナルの仕事における「成功」がはっきりすることで、自分が進むべき道が見えてきます。

 

道が見えるからこそ、40歳を過ぎてからでもキャリアは広がる機会(チャンス)は広がっているのです。