応募先の会社のことを知ることなくして、会社の採用意欲を喚起させることはできないということを昨日お伝えしました。
hiratsukacareer.hatenablog.com
転職の準備として、少なくともその会社にかかわる公開情報をつぶさに調べ上げておくことが必要です。
と言うのは、エントリーシートが通過しても、実際に面接してみると驚くほど調べていない人が多いからです。面接はエントリーシートと違って、その場その場でのやりとりくが繰り広げられます。それゆえに、自分の経験と勘で乗り切れない場合の方が多いのです。
採用は投資
言うまでもなく、人を採用することは会社にとっての投資です。
それは、支店を開設したり、工場を建設したり、別の会社を買収したりすることと同じです。
45歳を過ぎた人を年収700万円で採用することは、1億円を超える投資を意味します。(45歳で入社して60歳定年まで同水準の年収出会った場合)そして、これに加えて、本人に支払う報酬のみならず、法定福利費や退職金といった人的コストもかかってきます。
会社は、採用を投資して捉えていることを念頭におくと、投資に見合う自分を伝えることは避けて通れません。
逆に言うと、会社は「なんとなく、良さそうだから。」といった感覚的な判断よりも、採用しようとする人の経験、スキルが投資に見合うか否かを見極める必要があるのです。
転職は投資
一方、個人の立場では、転職(採用)は投資でもあります。個人が行う投資は、貯蓄や株への投資といったことを想像しがちですが、自分に対する投資です。
あたりまえのことですが、転職することによってより豊かな自分の将来を手に入れることが最大の投資目的です。
つまり、「なんとなく、良さそうだから。」といった感覚的な判断に意思決定の多くを頼るのではなく、自分が腹落ちした転職をしなければならないのです。
それゆえに、応募先の会社のことを知ることが必須になるのです。
まとめ
「転職は縁だから、直感を大切にする。」
いろいろと考えて、最後の段階で直感に頼って意思決定しようとするときに、今一度振り返っておくことがあります。
それは、転職(採用)は投資という視点に立って、「自分がその投資を意思決定するために必要な具体的・客観的な情報を的確に入手できているか」ということです。
一般的に応募先に関する公開情報は、オンライン上で公開され、かつ、一方通行です。
「自分がその投資を意思決定するために必要な具体的・客観的な情報を的確に入手できているか」という視点にたった情報は、オフライン上で、かつ、双方向のやりとりでなければ集められません。
明日は、オフライン上で、かつ、双方向のやりとりで入手する方法について、お伝えしたいと思います。
本日も、お読みいただきありがとうございました。