45歳からの年収1.5倍化プログラム

キャリアを再生させる5つの視点(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心)から、自分の価値を再発見して、これからの15年を30年の濃さにしよう!

【転職面接対策】 合否のボーダーラインに影響する、やってはいけない3つの○○

f:id:hiratsukacareer:20171029224703j:plain

 

採用面接を終えて、合否のボーダーラインからつぎのステップに進める人と進めない人がいます。

 

人事の立場で採用選考に携わっていると、わかることがあります。それは、質疑応答の内容に加えて、応募者のしぐさが合否のボーダーラインに影響を与えていることです。

 

面接に中の身体の動きが影響するということです。

 

45歳を過ぎた転職面接では、応募者の【基礎力】【専門力】【再現力】【人間力】を重視した選考が行われます。合否はこれらに加えて応募者の雰囲気も勘案して総合的に判断します。

 

45歳を過ぎた応募者には、年齢相応の立ち振る舞いも期待されるからです。

 

応募者の雰囲気は、面接における身体の動きと関係します。

そこで、今回は45歳を過ぎた転職面接を失敗しないために注意すべき身体の動きについてお伝えします。

 

【目次】

 

不自然な足の動き

 

面接官は、応募者の身体の動きはよく見ています。

 

とくに面接に立ち会う人事は、身体の動きからメンタルの動きを推測しながら応募者を観察することがあります。

 

それゆえ、身体の動きから「だらしなさ」や「しまりの無さ」を感じさせてしまうことは選考に不利な影響を与えかねません。

 

経験上、面接の合否に不利な影響を与える足の動きは、、無意識に足首と足首を交差させてしまうこと、絶えず足を動かし続けてしまうことの2つです。


応募者は質疑応答に集中していますので、自分自身をリラックスさせようとして無意識の身体の癖がでてしまうのでしょう。

 

こういった足の動きは、面接官には緊張感をもって対人折衝することができない人物という印象を与えてしまいます。とくに、45歳を過ぎた応募者でこれに該当するような人材を、会社は抱えたくないものです。

 

面接の場で自分の足の動きは、よくよく注意しなければいけません。

 

不自然な目の動き

質疑応答の間、終始目と目を見て話すことは簡単ではありませんが、質問者との呼吸を合わせるために、目線を配ることは必要です。

 

しかし、実際の面接では、質問者に目線を配らない人がいます。

 

仕事の受け答えは理論的で、業績を示す事例も具体的かつ信憑性があるにもかかわらず、目線の置き方が上手でない人がいるのです。

 

こういう人は、質疑応答の間、終始目線が定まらず、質問者に目線を配らなかったり、落ち着き無く目線が動きつづけてしまうことがあるのです。

 

こういった目の動きは、「自信のなさ」といを感じさせてしまいます。ボーダーライン上の選抜では、「自信のなさ」を感じさせる人材は合格させたいと思わないものです。

 

目の動きは、質問者のあごと口の間を見つつ、適度に他の面接官にも目線を配り、自信のある態度で臨むことが必要です。

 

わざとらしい身振り手振り

 

質疑応答では選考評価は高いものの、わざとらしいオーバーアクションはボーダーライン上にいる応募者に不利に働きます。

 

応募者本人はわざとらしく感じていないものの、面接官から見ると「演じている」感を感じるものです。面接官は、「演じている」感を等身大の自分ではないことの表れととらえてしまいます。

 

「私が御社を応募した理由は、3つあります。」という受け答えをするときに、指をつかって「3」を示す → 上司と部下の会話の中で、こういうアクションをすることはまれではないでしょうか。

 

面接官からの質問に対して、必要以上にうなずく → 聞いているのか、いないのか、ほんとうのところをわかりづらいものです。

 

こういった身体の動きは、「演じている自分」「等身大でない自分」を表すことにつながり、ボーダーライン上の選抜では、不利に働きます。

 

普段やらない身体の動きを、面接の場だけでやろうとすることが、「わざとらしいオーバーアクション」として不利な影響を与えますので、注意が必要です。

 

まとめ

 

今回お伝えした3つの身体の動きについて、事前に自分の立ち振る舞いに留意し、面接に臨むことが大切です。

 

面接合否のボーダーラインの選抜では、「小さな差」が大きく影響します。

 

「魂は細部に宿る」といわれるように、等身大の自分を伝えるためにも、今回お伝えしたことを参考にしていただければと思います。