45歳からの年収1.5倍化プログラム

キャリアを再生させる5つの視点(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心)から、自分の価値を再発見して、これからの15年を30年の濃さにしよう!

自分の器を大きくして、「できるヤツ」になろう! 存在感のある人材になるための3つのポイント

 

今日6月30日で、2017年もちょうど半分経過します。

意識していても、月日はどんどん経過していくように感じます。

新年に立てた目標を振り返る良いタイミングではないでしょうか。

 

さて、明日7月1日から2017年の後半戦。

 

7月からの半年に飛躍的に活動し、存在感のある人材になるための3つのポイントをお伝えします。

 

f:id:hiratsukacareer:20170701183534j:plain

 

1.目標の進捗具合はどうなっているか

 

 

年の初めに設定した目標に対する進み具合を振り返ると、進み具合から目指していたゴールとのギャップが見えてきます。

 

あまり気乗りがしないと思いますが、会社で目標設定している場合は、その目標と現在地の違いを見直してみることをお勧めします。

 

会社で目標設定している場合、定量目標であればその進捗度、定性目標であればその完成度等をモニタリングしていると思いますが、定期的に見直ししていないことが多いからです。

 

人事としては、目標を通して人材育成が進み、業績も上がることを理想としていますが、現場はそうも言っていられないことが多いため会社での目標は、おざなりになっているケースが散見されます。

 

会社で存在感がある人材になり、キャリアを再生するためには、自分に与えられた役割をしっかりと果す必要がありますから、仮におざなりの状態である場合は、上司とコミュニケーションを取る機会を自分からつくることが望ましいです。

 

会社を取り巻く環境は、どのような業界でも目まぐるしく変化しています。その変化に応じて、会社の組織目標も変わってきていますから、それとつながりのある個人の目標も適切に変えていくことが必要であるからです。

 

ポイントは、上司とコミュニケーションを取り、自分から見直しする機会をつくることです。

 

2.仕事目標とプライベート目標をリンクさせる

 

ところで、会社で立てた目標と自分で立てたプライベート目標に、なんらかのつながりがありますか?

 

よく「仕事だからやりますけど。」という部下がいますが、その言葉を聞くたびに、もったいないな、と感じます。

 

「仕事だからやりますけど。」の裏側に、「ほんとはやりたくないけど、お金のためだからイヤイヤやりますよ。」という投げやりなニュアンスを感じることがあるからです。

 

たしかに、すべての仕事が自分のやりたい仕事ではないでしょう。苦手な仕事、なるべくならばかかわりたくない仕事は、誰しもあるでしょう。

 

そんなとき、仕事目標とプライベート目標をリンクさせることをお勧めします。

 

多くの方は、一日の大半の時間を仕事に費やす方が多い場合、公私の境目を重ね合わせることができれば、充実度の感じ方が変わってきます。

 

私の場合、上司の指示があいまいな仕事には、なるべくかかわりたくないと思っていた時期がありました。指示があいまいだと、仕事の手戻りが多くなり、負担感と疲労感を感じることを遠ざけたかったのです。

 

ただ、仕事とかかわらずPDCAサイクルを上手に回したいという目標(望み)があったので、これを仕事目標と重ね合わせることにしました。

指示があいまいならば、想定される要素別に分解し、仕事に取りかかる前に仕事の目的を上司と確認しあうようにして、自分なりのPDCAサイクルを回すテストドライブに転用しました。

 

そうしたところ、なるべくなら遠ざけたかった仕事目標に取り組むことが億劫でなくなりましたし、手戻りがあったとしても、新たなPDCAサイクルを回すチャンスと認識できるようになり、ある意味楽しめるようになりました。

 

ポイントは、仕事目標とプライベート目標を重ね合わせる部分を見つけ、仕事を楽しんでしまうことです。

 

3.インプットとアウトプット、そしてフィードバック

 

 

掲げた目標を達成するためには、学習が必要です。学習とは、自ら学び、習得し、進化することです。

そのためには、本を読んだり、勉強会や異業種交流会に参加したり、自分に必要な情報を得るためのインプットが欠かせません。インプットの機会を設けることで、今まで知らなかったことがわかったり、知っていることでも新しい発見があったりします。

 

インプットの次に大切なことは、アウトプットです。インプットで仕入れた情報を、自分の活動(公私問わず)に活用することです。

人に話したり、ブログでまとめたり、仕事目標のために活用することで、仕入れた情報が活きた情報になります。仕入れた情報が自分の器を広げることに直接つながります。

 

そして、もっとも大切なことは、自分の活動について第三者の他者視点としてフィードバックをもらうことです。(たとえば、一流のアスリート(錦織圭選手やイチロー選手)もコーチからのフィードバックを受けて、成績を上げていますよね。)

 

インプットで得た情報をアウトプットで活用した結果を第三者はどのように受け取ったかを確かめることで、また新たな発見につながります。

ある意味、新しい[インプット]→[アウトプット]の循環にもつながり、ますます自分の器を広げることになります。

 

ポイントは、フィードバックを積極的に受けて、自分の器を大きくし、対応できる領域を広げることです。

 

4.まとめ 自分の行動を具体的に振り返ることで、強くなる

f:id:hiratsukacareer:20170701183438j:plain

 

 一流のアスリートは、基本となる練習をおろそかにしないと言われています。

私はテニスが好きなので、プロ選手の練習にも興味があります。その光景を見て、トッププロでも試合前はコーチからの球出しで基本フォームの確認を徹底していることを知りました。

 

社会人をビジネスアスリートに例えるなら、自分の行動が思った通りの動きをしているか、成果につながっているかを具体的に確認することが大切になります。

 

この基本的な振り返りを徹底することで、自分の行動が成果に直結するものになります。

 

そして、この基本的な振り返りを実行している人は、それほど多くはいません。

 

であるならば、実行してみれば、少しずつ差が出てきます。

 

少しずつの差が、やがて大きな差となり、存在感のある人材の基盤を創ります。

 

2017年の後半戦をスタートさせるにあたり、基本的な振り返りをすることで、「できるヤツ」になっていきましょう!!