今日は10月1日。2019年度も下半期に入りました。
昨日は、「今の仕事をしている自分に充実感が得られていないならば、1年後の自分に対して何か一言アドバイスしてみよう。」をテーマにしました。
自分が心底変わりたいという気持ちがあるならば、1年後の自分に対するアドバイスは、今の自分のアドバイスになります。それは、自分への勇気づけにもなります。
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しかし、1年後の自分に対するアドバイスをしようにも、「変わりたい」と思えないことが往々にしてあります。
もし、あなたが、そういう状況と対峙してしまうならば、今日ご紹介する方法を試してみていただきたいと思います。
自分が輝いていた時を思い出す
「変わりたい」と思えない一番の理由は、なにをしてもうまくいかないだろうという憶測にあります。なにをやっても、うまくいかないことが続いていたり、日の当たらない場所に置かれていたりすると、誰しもそういう気持ちになるものです。
そんなときでも大丈夫です。
そんなときは、1年後の自分に対して、つぎの3つの質問をしてみてください。
「いままで、どんな時に、自分が自分らしく動けていましたか?」
「その時は、どんあ気持ちでしたか?」
「自分が自分らしく動いた結果、どんなことを手に入れましたか?」
これら3つの質問は、自分が輝いていた時を思い出す質問です。
誰しも、自分に自信を感じた時を回想することで、自分の中に眠っていた潜在力を呼び起こす原動力になります。
キャリアはロングスパンで考える
私は、キャリアを短期的な視点で捉えるのではなく、長期的視点で捉えるという考えを持っています。キャリアは良くも悪くも波があり、変動するものです。
そして、悪い波の時は、短期的な視点でキャリアを捉えてしまいます。そうなると、ポジティブな思考が働かなくなります。結果として、自分の理想と現実にギャップを感じていても、それを埋めようという意欲が減退してしまうのです。
キャリアをロングスパンで捉えるとき、過去の自分を振り返ることで勇気づけられることがあります。それが、先ほどご紹介した「過去に自分が輝いていた時を思い出す」ことです。
キャリアをロングスパンで捉えると、自分がどういうときにパフォーマンスを発揮してきたか、あるいは、発揮できなかったか、という自分のキャリアパターンが見えてきます。自分がパフォーマンスを上げたと実感できている経験の中に、キャリアパターンを築く原点があります。
まとめ
自分の現在をとらえるとき、自分の過去をしっかりと振り返ることが、自分の未来につながります。
もし、あなたが「変わりたい」という気持ちになれないならば、まずは、自分の過去の中で、自分が輝いていた時を思い出す3つの質問を、自分に投げかけてみてください。
小さくても構いません。その中に、あなたの原動力の源が隠されているからです。
自分のキャリアパターンを捉えることが、その第一歩になります。
自分のキャリアパターンを捉えるときに役立つ理論が、「計画的偶発性理論」です。
詳しくは、明日からお伝えしていきたいと思います。
本日も、お読みいただきありがとうございました。