社会人として長年働いていると、じぶんの現在地を確かめることが大切になると、私は考えています。
それゆえ、計画的偶発性理論、社会人としての自分史、自分の人材力といった3つの視点を通して、過去と現在を踏まえたじぶんの将来を再編成することの重要性をこのブログでお伝えしているのです。
人は、目の前の課題に対して、即効性のある解決策を往々にして探します。
たとえば、
じぶんのやりたいことが一瞬にして見つける方法
じぶんの居場所が一瞬にしてみるかる方法
等々です。
たしかに、このような方法が目の前に表れれば、すぐにでも頼りたくなると思います。
もしかしたら、実際にこのような方法が存在するのかもしれませんが、私は今まで出会ったことがありません。
現時点で、私の考えは、45歳を過ぎたビジネスパーソンがじぶんの将来を再設計する「遠回り」な方法論であると認識しています。
しかし、一方で、結果として「近道」な方法論であるとも認識しています。
じぶんを再設計することの意味
ビジネスパーソンとして、その中間期にあたる45歳を過ぎた頃に、じぶんの将来を再設計することの意味は、つぎのようなことにあると考えます。
それは、社会で生きていくには、100%思い通りにいくことはできない現実を受け入れ、そのなかで、最大限にじぶんを活かす領域を創り上げるということです。
最大限にじぶんを活かす領域を創り上げるためには、つぎの3点に留意することをおススメしています。
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目の前の仕事に、貢献できるじぶんを認識すること
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目の前の仕事と、じぶんが大切にしている価値観との接点を見つけること
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目の前の仕事から、じぶんが学びうることを見つけること
社会人としての自分史を編纂するポイント
じぶんの将来を再設計するために、社会人としての自分史を編纂するには、4つの要点があります。
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現在地を知る
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じぶんが活躍できた経験を把握する
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じぶんの社会通用性を冷静に認識する
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過去と現在を踏まえて、将来に向けた計画を立てる
4つの要点を通して意識することは、それぞれを考えるとき、「じぶんを奮い立たせる」という感覚を持つことです。
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現在地を知る → 「よし、ここから変わろう!」
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活躍できた経験を把握する → 「じぶんは結構できていたじゃないか!」
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社会通用性を冷静に把握する → 「このチカラは、どの会社でも使える!」
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将来に向けた計画を立てる → 「未来に向けて、こうなれるぞ!」
まとめ
社会人としての自分史を編纂することの重要性を改めてお伝えしました。
じぶんのキャリアは、じぶんが大切にしている価値観をじぶんの言葉で語れるようになることで、主体的かつ自律的に創造できるものだと、私は考えています。
今週は、社会人としての自分史を中心に、計画的偶発性理論とじぶんの人材力の捉え方について、お伝えしていきたいと思います。
本日も、お読みいただきありがとうございました。