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【転職の悩み】『転職しようか、今の会社にとどまろうか』の考え方(連載完)

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「じぶん」のチカラを「じぶん」の言葉で見極めることができれば、転職するときには自信をもって「じぶん」の強みを伝えることができます。

それは、「じぶん」の転職力を見極めているからです。


転職せずに、今の会社にとどまったとしても、「じぶん」の強みを、今の会社に貢献する力として活かすことができます。
それは、成果をあげ、貢献できる「じぶん」の人材力を見極めているからです。


商売をしているお店が決算期に棚卸をし、現状を確認し、つぎの商いの機会を見極めることのように、ビジネスパーソンも、キャリアの節目で「じぶん」の棚卸をすることはとても意味があることです。


40歳代は、「じぶん」の残りの社会人としてのキャリアを棚卸する一つの節目です。


もし、あなたが、「転職しようか、今の会社にとどまろうか。」というキャリアの転換期にあるならば、「じぶん」のチカラを再確認し、「じぶん」が納得できるキャリアを選択することが大切になります。

 

・「じぶん」のチカラを活かすことを真剣に考えたい
・早期退職し、「じぶん」に適した仕事を模索している
・早期退職を検討していて、「じぶん」のセカンドキャリアを考えている
・キャリアの先行きを考えたいけれでも考え方がわからない
・転職後に「じぶん」のチカラを発揮できず伸び悩んでいる
・「じぶん」のチカラが評価されず、くすぶっていると感じている
・このままでは終われないと思っている

 

私は、このようなモヤモヤした悩みは、

 

(1)「じぶん」の経験を振り返ることを通して、
(2)「じぶん」の思考パターンを的確に把握し、
(3)「直感」に頼る意思決定ではなく、
(4)根拠のある「じぶん」の言葉で、
(5)「じぶん」のキャリアの軸を明確化する

 

ことに取り組むことが大切だと考えています。

 

このプロセスは、孤独な作業です。しかし、取り組んだ結果として、キャリアの転換期を乗り越えて、より充実したキャリア(会社人生)につながlっていきます。


40歳を過ぎると、組織のなかでの役割や立場がボンヤリとしてくることがあり、それがキャリアの迷いにつながることが往々にしてあります。

 

・今よりも「じぶん」のチカラを発揮したいが、できていない。
・「じぶん」がどのような付加価値を出すことができるか、わからない。
・仕事での達成感が感じられない。
・人の役に立っている充実感がない。
・やりたいことがわからなくなり、何かを追い求めてしまう。
・一生が不満や愚痴で終わってしまうような気がしてしまう。
・家族に対する後ろめたさが日々募ってしまう。

 

世間ではミドルクライシスと言われたりもしますが、自分の役割や立場が見えなくなると、漠然とした不安にとらわれてしまうことがあるものです。

 

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「じぶん」のキモチを確かめること

このような不安を解消するために、転職というキャリアチェンジを選択することは有りだと、私は考えます。もっとも、40歳を過ぎて、自ら大きなキャリアチェンジを決断するには、相応の覚悟と、自分の人材力を冷静に見極めることがとても重要になります。


苦境から逃れたいと感じているとき、「隣の芝生は青く見える」ように、新天地が魅力的に見えるものです。そして、その新天地で、自分が活躍している予感を感じやすくなったりします。


他方、人は変わろうとするときに、本能的に変化を避ける傾向があります。その結果、「現状維持すること」が適切だと感じやすくもなります。


いずれの場合も、「じぶん」の考えや思いがきちんと整理できていないと、転職するにせよ、今の会社の残るにせよ、キャリアの転換期の判断は難しくなります。


「じぶん」の考えや思いが整理できておらず、モヤモヤした状態で意思決定すると、「じぶん」が腹落ちした意思決定ができないことが多いものです。


40歳を過ぎたキャリアチェンジは、ほんとうに冷静に決断しなければいけません。
「じぶん」の考えや思いを的確に整理できていないと、キャリアの選択を見誤ってしまう可能性が高くなります。


くりかえしになりますが、「じぶん」のチカラを的確に見極めて、

 

「転職というキャリアチェンジ」
「今の会社で自分のチカラを活かすキャリアチェンジ」

 

のいずれが「じぶん」に相応しいのか、自信をもって選択することが極めて重要になるのです。

  

キャリアをデザインすることの大切さ

「じぶん」のキャリアは自らデザインするには、(1)「計画的偶発性理論」(2)「社会人としての自分史」(3)「「じぶん」の人材力」の3つの軸に通して、ビジネスパーソンが人それぞれのオリジナルな強みを再発見することが重要です。

 

「計画的偶発性理論」をもとに、「じぶん」の歴史(キャリア)を再確認し、「じぶん」の人材力を「じぶん」の言葉で再定義し、「じぶん」の選択を的確に意味づけしたのです。

 

「計画的偶発性理論」を要約すると、好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心(リスクテイク)という5つの視点で「じぶん」のキャリアを俯瞰し、意味づけるという考え方です。

 

「じぶん」がたどってきたキャリアの足跡の一つひとつを振り返り、意味づけし、そして、その一つひとつを結びつける。このことを通して、「じぶん」のキャリアが持っている意味を、「じぶん」の言葉で捉えなおし、未来の「じぶん」のキャリアに活かしていくという理論です。「「じぶん」の人材力」を「じぶん」の言葉で再定義することとも言えます。

 

まとめ

3つの軸を知り、実践することで、キャリアの迷いを最小化することができます。

それは、3つのチカラが備わるからだと、私は考えます。

 

 

(1)オリジナルな人材力が何であるか、「じぶん」の言葉で整理するチカラ

(2)「じぶん」のキャリアチェンジを主体的かつ自律的に判断・決断するチカラ

(3)「じぶん」を活かす方法を「じぶん」で創り上げるチカラ

 

そのためには、徹底的に「じぶん」に向き合うためのフレームワークを持ち合わせることが大変有効です。

 

今般、それを体感していただくためのセミナーを開催します。

詳細は、下記をご覧ください。セミナーを通して、より多くの方のキャリアが充実することを願っています。

 

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