2019年度第4四半期が始まりました。
今日が仕事始めだった方は、正月休みの疲れを感じながら1日を過ごされたのではないでしょうか。
さて、2019年度最終の転職活動の時期も始まりました。
45歳を過ぎての転職活動には、一定の時間が必要となります。そして、急いで転職先を決めずに、じっくりと腰を据えて転職活動することがなによりも大切です。
そこで、今日は、転職エージェントとのかかわり方について、お伝えしたいと思います。
転職エージェントの本当の顧客は?
転職活動するには、転職市場の動きや応募する会社の情報を入手することを目的として、転職エージェントに登録する人が多いと思います。
転職エージェントは、転職の伴走役としては心強い存在であることは間違いありません。ただし、転職エージェントに頼り過ぎないことが大切です。
と言うのも、転職エージェントの顧客は、求人案件を出している企業だからです。
転職エージェントは、求職者に対して転職に関する情報を提供するものの、100%求職者のために動いているわけではないことを頭の片隅においておくべきでしょう。
実際に転職エージェントに勤務経験のある知人は、つぎのように語ってくれました。
「転職コンサルタントは、毎月のノルマを達成するために、多少無理だなぁ~と感じても、背中を押してしまうんですよね。」
「転職エージェント社内の営業担当者との関係もあって、とにかく、たくさんの紹介案件を提示するものです。求職者目線もあるものの、利益追求目線の方が強いんです。」
自分でやってみる
効率よく転職活動を始めるならば、最初から転職エージェントに頼ることが妙案のように思えますが、それは違います。
転職エージェントに頼ると、転職を検討するフレームワークを手に入れることができます。フレームワークに沿って話を進めれば、確かに楽ですし、完結に形として整えることができます。
しかし、転職にもっとも重要な「自分で考える」というプロセスを軽視することにつながりかねません。
「自分で考える」というプロセスを軽視すると、「思考停止モード」に陥りやすくなります。そうなると、情報を取捨選択したり、意思決定したりすることがむずかしくなります。
遠回りなようですが、つぎのようなプロセスで転職活動を進めることが重要です。
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まずは、自分で転職の準備をしてみる
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つぎに、転職エージェントのコンサルを受けてみる
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その上で、アクションプランを見直し、軌道修正する
まとめ
転職活動でもっとも重要なことは、「自分で考える」ということです。
転職エージェントは、転職活動の良きアドバイザーになってくれますが、自分のキャリアの行方を決めるのは、自分です。
繰り返しになりますが、転職エージェントに頼りすぎると「思考停止モード」に陥りがちになります。
失敗しない転職活動をするためにも、「自分で考える」というプロセスを省かないことです。
本日も、お読みいただきありがとうございました。