大手企業といえども早期退職を募集するようになってきました。
45歳を過ぎたビジネスパーソンにとって、自分のキャリアの先行きを見定めづらい時代になってきました。
早期退職に応募すれば、一定程度の退職金を受け取ることができるが、職を失う。
不満を抱えながら仕事をするくらいならば、新天地での活躍に賭けたい。
自分のチカラを最大限に発揮したいと考え始めるときに、一つの選択肢として「転職
」という手段を検討することと思います。
「45歳を過ぎても転職市場は上り調子のようなので、思いきって転職できそうだ。」と感じているならば、今日お伝えする3つのことを是非確認してみてください。
自分の居場所探しはNG
一番に確認すべきことは、自分の気持ちが本当に転職したいと感じているか否かです。
もし、「転職」という手段によって、自分を認めてくれる居場所を探そうとしているならば、「転職」しないことです。
「転職」することで失うことのインパクトは、想像以上に大きいものです。
ゼロから人脈を築き上げていく
異なる組織の風土に馴染んでいく
自分のフォロワーを新しく作っていく
30歳半ば前の転職ならばさておき、45歳を過ぎた転職者は、良くも悪くも「お手並み拝見」という感覚で受け入れられます。
自分の居場所を探そうとする「転職」は、NGです。
やりたいことがあるか?
「転職」して、やりたいことがはっきりしていなければ、「転職」しないことです。
やりたいことがはっきりしているときは、自分がどのような貢献をしたいと考えているかが見えているときです。
この場合、貢献とは一つの会社に対する貢献ではなく、広く社会に対する貢献と捉えておくべきでしょう。
抽象度が高くなってしまいますが、自分のチカラの社会への還元方法を明確にするということです。
社会に対する自分のチカラの通用性を自分の言葉で表現することができれば、おのずと自分がやりたいことが明確になります。
自分がやりたいことが明確になっていなければ、転職した後に、相当苦労することになるでしょう。
まとめ
お伝えした2つのことは、どれも当たり前のことで、拍子抜けしてしまうと思います。
しかし、45歳を過ぎて転職しようとするとき、これら当たり前のことを失念してしまい、目の前の「おいしそうな紹介案件」に飛びついてしまい、後悔してしまうケースが多くあります。
これら2つのことは、「転職」を考え始めるときに、大前提として整理しておくべきことです。
2020年4月1日付で「転職」しようとするならば、たった2つの大前提と向き合ってみることをオススメします。
45歳を過ぎた転職での失敗は、絶対に避けなければいけないからです。
本日も、お読みいただきありがとうございました。