職場と自分の相性が仕事に与える影響は大きいものです。
職場の人間関係。一緒に働く人との人間関係によって、パフォーマンスが良くなり、業績が上がることはよくあることです。職場環境を軽視できません。
自分では、コントロールすることが難しい職場環境。
45歳を過ぎて、職場環境が原因で、仕事に行き詰まりを感じているならば、もったいないことです。
仕事環境への適応が難しいなかで、どのように立ち振る舞えば、悩みを軽減できるのでしょうか。
そのために効果的な3つの対処法について、お伝えします。
自分の経験として活用する
現状が辛いと、そこから逃げ出したくなり、「転職」したいと思ったりします。
気持ちはわかりますが、あえて踏み止まるべきです。
そして、あらためて、「自分がどうありたいと感じているか」に目を向けて、自分のキャリアのゴールを再確認することが必要です。そのゴールを踏まえて、それに近づくための目標を再確認することで、今の職場環境をポジティブに考えてみましょう。
今できることと、将来のキャリア目標につながりを感じられるようになります。
人間関係で悩んでいるならば、苦手な人と感じる理由を探ったり、苦手な人との付き合い方を考えるきっかけにしてみると、少しは自分にプラスになると感じられます。
職場環境から距離を置く
45歳を過ぎると簡単に「転職」することはできませんが、職場環境(社風)が合わなければ、思い切って、「転職」することも一案です。
自分の居心地が良くない場所から積極的に距離を置くことは、自分のキャリアをムダにしない点で意味のあることです。
ただし、ヤケになって転職することは禁物です。当たり前ですが、転職先を考えて決めてから行動に移すことが必要です。計画的に進める必要があります。
やるべき仕事に集中する
「転職」することで、職場環境から距離を置くこととも言えますが、今目の前にある仕事に集中して、圧倒的な業績を上げることも一案です。
飛躍した考えですが、職場環境が合わないからといって、グズグズと悩むことは今目の前にある仕事に集中する時間が分散されていると捉えることができます。
目の前の仕事に没頭していれば雑念が入り込む余地はありません。
したがって、今目の前にある仕事と向き合い、ひたすら自分の業績を上げる方法を考えて行動することが大切です。
もっとも、仕事の内容と自分のキャリア目標の接点を模索し、自分のキャリアゴールに近づけ用とする意識を持つことが必要になることを忘れてはいけません。
まとめ
ビジネスの世界は、自分の職場だけで完結するものではなく、職場以外の外的環境も含めて捉えなければならないからです。
自分ではコントロールできない職場環境を、自分なりに工夫することで、しなやかに乗りこなすことが、職場環境への適応力です。
今回、お伝えした3つの方法を踏まえつつ、「細かなことを深く考えすぎず、うまくいかないこともあるものだ。」とゆるやかに捉える気持ちの余裕も持ち合わせたいものです。
これを言うと元も子もないのですが、職場環境に対する自分の考え方や捉え方次第で、職場環境が自分にとって居心地のよいものにもなるし、わるいものにもなり得るからです。
そのためにも、自分のキャリアゴールとその過程にある目標を自分の言葉で語れるようになることが必要です。
最終的な自分のキャリアゴールと照らし合わせて、現状を捉えることができ、将来を見据えた視点から現状を捉えることもできます。
自分の気持ちに余裕を持たせるためにも、「自分は何のために仕事をしているのだろうか。」と自問自答することで、「キャリアゴールとその過程にある目標を自分の言葉で語れる」ように、自分と向き合ってみましょう。
自分の核(コア)ができあがれば、自然と職場環境への適応力も身についてくるものです。
本日も、お読みいただきありがとうございました。