上司と部下との間でのコミュニケーションの難しさは、双方の悩みの種です。
双方ともに、「なんで動いてくれないだろう。。。」という悩みを抱えているからです。
動いてくれない、という悩みは、それが小さなものであっても放置しておくことは避けるべきです。
語弊を恐れずに言います。
組織に所属しているならば、上司に評価されないよりも、評価される方がメリットがあります。
そこで、今日は上司に評価されない部下の典型的な行動をお伝えします。
ジタハラとは?
昨日夜のニュース番組で、ジタハラなる言葉がありことを知りました。
ジタハラとは、時短ハラスメントの略語とのことです。
仕事は残っているのに、早く帰れと言われる。
具体的な対応策を上司が示してくれない。
効率化しろとは言うものの、現実を上司が知らなさすぎる。
番組では、3人の視聴者が部下の立場から苦境を伝えていました。
たしかに部下の立場から見ると、上司のコミットメントの点でうなずける部分もあります。
上司の立場
しかし、上司の立場から見ると、マネジメントとして指示することを躊躇してしまいます。
なぜか。
理由は2つあります。
1つ目は、部下が思考停止してしまう。
2つ目は、指示しても従わない。
とくに、1つ目の理由が上司の悩みのタネになります。
部下に仕事を任せるならば、部下の裁量が小さかったとしても、自分で考えてもらいたいと、上司は思うのです。
しかし、その思いは届かないものです。
部下も、自分で考え行動することで失敗したくないからです。それゆえ、新しいやり方を考えられないため、指示に従わないのです。
条件付きのやる気
新卒、中途を問わず就職面接に立ち会っている経験から不思議に思うことがあります。
それは、『なんでも積極的に取り組みます!』と例外なく異口同音に自己アピールしていることです。
しかし、現実は違います。
ゆえに、この裏には、『積極的に取り組みます、ただし、上司からの的確な指示があれば。』と言う条件付の気持ちがあるのです。
面接では、決して言葉にはしないものの。
評価される人との違いは、この点にあります。
まとめ
◯◯がなければ、やりません。という仕事への姿勢は、隠そうとしても隠しきれません。
目の動き
の筋肉の動き
後ろ姿
発する言葉の語気
資料の完成度
等々
感のいい上司は、総合的にこれらをとらえて部下を評価します。
やる気のなさは、上司の仕事をまかせたいという気持ちにつながりません。
部下として、評価されていないと感じるならば、自分の中に条件付のやる気が潜んでいないか、確かめてみることをオススメします。
明日も、上司と部下の関係をテーマにしたいと思います。
本日も、お読みいただきありがとうございました。