本物の読書と速読術についての勉強会に参加しました。
読書を通して、たくさんの情報をインプットするには、速読するという技術を身につけたかったからです。
本を読んで、頭を鍛え、稼げる脳に変換すること
原書購読が実は肝であること
古典の精読(重みのある本を半年から2年かけてじっくり読み込むこと)
実は哲学的思考がビジネスパーソンには必須であること
このような新たな視点を勉強会で得ることができました。
読書は独創性の源泉
ファシリテータの方は、読書は、自分の仕事に関係する分野に限定するのではなく、ジャンルを広げることが大切であると力説されていました。
知的ネットワークが広がり、あらゆるジャンルをつなぎ合わせることで、独創性(オリジナリティ)が創り上げられるからです。
読書が、自分の知的資産を増やす最適な方法であることを、改めて認識しました。
予期せぬ気づき
ところで、勉強会で気づいたことがあります。
それは、プレッシャー速読術について講義の中での気づきです。
人は、テスト前に一夜漬けで勉強するとき、限られた時間内に相当量のインプット(読書)により、知識をレビューできたりします。
それは、人は、時間を決めて集中することで、脳が速度脳に変化し、一定の読書量とアウトプットを確保できるからです。
しかし、気づいたことは、読書についてではありません。
意思決定における期日をプレッシャーと置き換えてみたら面白いかも、と思ったことです。
たとえば、
期日をプレッシャーと置き換えると、脳が先送り脳から決断脳に変化するのではないか。
そうであるならば、決断脳は、質の高い判断をくだすなではないか。
ということです。
その期日は、機能しているか?
期日が迫ってきても、なかなか決断できず、先送りすることは誰しも経験することです。
仕事でそういう経験をしたことがある人は多いと思いますが、それなりに仕上げてしまったりします。仕上げないと仕事がなくなってしまうからです。
しかし、「自分にかかわる意思決定」ではどうでしょうか?
決めなければいけないと思いつつ、決めきれないことが多いように感じます。
選択脳に変化しきれないことが往々にしてあると思うのです。
こういう時に、プレッシャー速読的な技術を活用できるのでは?と気づきました。(単に思いついただけですから、実証できていませんが、活用できそうな予感がしているのです。)
たとえば、キャリアの分岐点、転職、自己啓発への投資といった意思決定などの場面を想像してみましょう。
さまざまな場面で意思決定を迫られることは往々にしてあることに気づきます。
そして、いずれの意思決定においても、期日(プレッシャー)は存在していることにも気づきます。
しかし、自分にかかわる意思決定には一つ欠点があります。
それは、期日(プレッシャー)を自由自在に先延ばしできるということです。
それゆえ、期日(プレッシャー)が本来の機能を果たさないことが起こり得ます。
そこで気づいたことは、
期日(プレッシャー)が本来の機能を果たさないような意思決定の機会は、
そもそも、自分がほんとうに必要としている意思決定ではない。
ということです。
極論すると、
本気でない
変わりたくない
という囚われを持ち続けたいと願っているのだと。
まとめ
自分の意思を決めかねているとき、プレッシャー速読の考え方をリトマス試験紙のように活用し、自分が意思決定しないことを納得させることができるかもしれません。
期日(プレッシャー)が本来の機能を果たさない、つまり、先送り脳が優先される意思決定の機会は、実は、自分にとって意味がない機会の可能性が高いと感じたからです。
今日は単に気づいたこと、感じたことを書きました。これから、実証していきたいと思います。
本日も、お読みいただきありがとうございました。