今週は、
【45歳からの転職】転職の判断ができない、決断できないときに必要な考え方とは?
をテーマにした連載記事を投稿しています。
転職するか否か、判断・決断には迷いがつきものです。
じぶんのキャリアを主体的に築いていくとき、その先行きが見えないから不安を覚えるからです。
月曜日から水曜日まで、迷いの源になっているじぶんの心の分析するための具体的な方法をお伝えしてきました。
いずれも、自分の考え・思いを論理的に把握することを目的としているものです。
アタマのなかのモヤモヤした感覚は、往々にして考え・思いがきちんと整理されていないときに起こります。
自分の考え・思いを、じぶんのアタマのなかで、矛盾することなく捉えられている状態が整えば、転職にかかわる迷いを抜け出すことにつながります。
自分の考え・思いを整理しても、なお、腹落ちしきれないときもあります。
「転職する方が自分にとってよりよい選択になるだろう」となんとなく感じる。
しかし、「転職」した後のことを考えるとやっていけるだろうか・・・。
しっかりと自分の考え・思いを整理した後でも、最後の一押しが足りない気がすることは、よくあることです。
このような状態を抜け出すためには、「じぶんのチカラ」を把握し、自信をもつことが重要になります。
そのために、4つの視点で自分の転職力を診断することをおススメしています。
4つの視点と転職力
私がおススメしている4つの視点は、つぎのとおりです。そして、この4つの視点で自分の能力・スキル・経験を診断することで、自分の転職力を冷静に把握することができます。
転職力とは、ビジネス力の通用性と言うこともできます。平たく言うと、転職した後の会社で、活躍していける可能性を診断するということです。
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基礎力
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専門力
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再現力
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人間力
4つの視点の相関関係
4つの視点をつぎの数式に落とし込むと、それぞれの相関関係がわかります。
人材力
={(基礎力)+(専門力)+(再現力)}×(人間力)
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自分が持っている基礎的なビジネス力は具体的に何か
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自分の専門領域は何か
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どのような状況でも、なんらかの成果を創出する可能性はあるか
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組織で働き、人から信頼されるか
4つの視点で整理することのメリット
具体的には、つぎのようなメリットがあります。
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転職した後に、自分がやっていけるという自信を確認できる
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転職しようとしている会社の経営方針との自分の考え方を具体的にすり合わせできる
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転職動機を説得力をもって伝えることができる
自分の経験や貢献した実績を、4つの視点をもとに丁寧に振り返ることができれば、自分のチカラの社会通用性を推し量ることができます。
これができれば、転職するという選択を採らなかったとしても、45歳からのキャリアを展開する軸を確かめることができるのです。
本日のまとめ
自分の人材力を確かめるための4つの視点とそれの相関を表す公式をお伝えしました。
人材力
={(基礎力)+(専門力)+(再現力)}×(人間力)
やみくもにじぶんの力量を捉えると、迷いがかえって深くなります。
転職の判断ができない、決断できないときこそ、迷いを最小化するための視点が必要になると、私は考えます。
明日は、4つの視点の深め方についてお伝えしようと思います。
お読みいただき、ありがとうございました。
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