「先送りグセ」を解消するには、自分のマインドセットしだい。
要するに、「やるか」「やらないか」だよな。
先送りしない人からすると、あたりまえの一言が、「先送りグセ」のある人の心に鋭く突き刺さるものです。
先送りしない方がいいことはわかっていても、先送りすることがやめられずにアタマを悩ませている人は多いと思います。
私もその一人でした。
しかし、小さな一歩を積み重ねていけば、「先送りグセ」ばなくなるものだと考えて、試行錯誤を繰り返してきました。
試してみると、いろいろと気づくことがあり、効果も実感しました。
昨日、一昨日、その経験をもとにヒントをお伝えしてきました。
hiratsukacareer.hatenablog.com
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今日は、身近で、かつ、取り組みやすい「先送りグセ」をなくすためのタイムマネジメントとして、2つのヒントをお伝えします。
時間の感覚を研ぎ澄ます
ヒントのまえに、少しだけ私の考えを書かせてください。
「先送りグセ」は、時間の感覚が鈍いことが原因と私は考えています。タスクを完了させるまでの時間見積が緩やか(甘い)ということに元凶があるからです。
そこで、時間の感覚を研ぎ澄ますことができれば、「先送りグセ」をなくすことができるのではないか、と私は思いつきました。
その思いつきを今日の2つのヒントとしてお伝えします。
具体的に実行したことは、つぎの2つです。
2分で終わることは、すぐやる
メールへの返信や、めんどくさい交通費精算等、こまごまとしていて、ついつい後回しにしがちなタスク。
これが積もりに積もると、完了させるまでに相当な時間をかけてしまうことになります。
「あとでまとめてやればいいか!」という時間の感覚が悪さをしてしまうのです。
そこで、私は、「とりかかって、2分で終わる目途がつくタスクは、気づいたときに完了させよう。」と思いつき、やってみました。
やってみたところ、どんどんタスクが完了していくことが気持ちよくなり、仕事の効率が上がってくることを実感できました。
もっとも、逆に思いついたままに「すぐやる」と逆効果もありました。企画書作成など集中して取り組んでいるタスクの最中に、わき見してしまうことになり、集中力が途切れてしまうのです。
「とりかかって、2分で終わる目途がつくタスクは、気づいたときに完了させよう。」を始めたときは、思いついた都度、手をとめてそのタスクに取り組んでいました。しかし、集中力が途切れがちになったので、それはやめました。
かわりに、ポストイットにメモ書きして、集中して取り組んでいるタスクが終わってから、こま切れの時間を活用して取り組みようにしました。
25分を1クールにする
「とりかかって、2分で終わる目途がつくものは、気づいたときに完了させよう。」を始めた頃、友人からあるアプリを紹介してもらいました。
Be Focused というアプリです。
https://itunes.apple.com/jp/app/be-focused-pro-focus-timer/id961632517?mt=12
若干使いづらいことが玉にきずですが、時間を意識するためには効果的なアプリです。
このアプリは、タイマーが25分に設定されていて、スタートするとカウントダウンが始まるという機能がついています。
実際にこのアプリを使い始めて、タスクに取り組む都度、タイマーをセットすると、「25分以内に完了させる!」という意識を持つことができました。
時間効率をより意識できるようになったので、こま切れの時間も有効活用したい!という意識になりました。これは、思わぬ発見でした。
まとめ
「先送りグセ」をなくすための2つのヒントは、誰でも思いつくものだと思います。
でも、そのぶん、身近で取り組みやすいことだとも思うのです。
実行してみて、
「時間を意識すると、時間が生きてくる(活きてくる)」
ということを実感しました。
そして、
「てきぱきとタスクが片付くと、どんどんタスクを片づけたくなる」
という意識を持てるようになりました。
簡単なこと、小さなことを積み重ねていくと、それが意識に大きな影響を与えるのではないでしょうか。
時間を大切にする意識
小さなことでもテキパキとタスクを完了させる経験
そのことで気持ちが良くなる経験
これらが相まって、「先送りグセ」を解消させることにつながる、と私は考えています。
お読みいただき、ありがとうございました。