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【人事部直伝】 ハイパフォーマーのコミュニケーション術 たった2つの心がけ

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親しき仲にも礼儀あり。

 

職場で共に働く上司、同僚、部下との接し方次第で、仕事を進めやすくなります。

 

人事の目線で見ていると、パフォーマンスと対人関係は比例関係にあるように思えるからです。

 

独善的に仕事を進めて、パフォーマンスを上げている人もいるわけですが、長いスパンで見ると、それは長続きしていません。

 

どういう接し方が好ましいのでしょうか?

 

人事部の立場で観察していると、ハイパフォーマーが自然にとっている2つの心がけに気づきました。

 

今回はその2つの術をお伝えしたいと思います。

 

伝え方を腹八分目

 

言いたいことをダイレクトに伝えることは、相互理解の齟齬が生じないためにも大切なことです。遠まわしに伝えて言外のニュアンスを察知してもらうおうとしても、お互い疑心暗鬼が深まるばかりです。

 

私は、伝え方を腹八分目で、ということをおススメしています。

 

伝え方を腹八分目にすることで、相手のことを思う気持ちの余裕が生まれるからです。

 

言いたいことをダイレクトに伝えることは、往々にして、自分の言い分を一方的に伝えてしまうことになってしまいます。その結果、相手がそれを柔軟に受けとめてくれなければ、お互いに嫌な雰囲気になってしまいます。

 

また、伝え方を少しだけ控えめにすることで、自分を冷静に保つことができます。冷静な自分でいられれば、建設的なコミュニケーションをとれるようになります。

 

ハイパフォーマーは、実は控えめである人が多いように感じます。

 

一期一会を心に刻む

 

自分の上司、同僚、部下と接っする毎日は、それが「あたりまえ」になっています。

それゆえ、今日と同じ状態が明日も「あたりまえ」に続くと思うものです。

 

自分の何気ない一言が相手の心に深く突き刺さることがあるわけですが、相手と話しをする機会が再びおとずれないことを考えると、「あたりまえ」に甘んじてしまわないよう心がけることが大切だと思うのです。

 

「相手と話す機会が再びおとずれないなら・・・」と仮定すると、自分の伝え方に工夫が必要だと感じることと思います。

 

一期一会を心に刻むことで、相手を想う気持ちの余裕をもてるようになります。

 

ハイパフォーマーは、その時々を大切に接している人が多いように感じます。

 

これができずに失敗した経験があります。

何気ない一言で相手を傷つけてしまい、その後その人と出会うことがなくなった経験があるのです。

ほんの小さな心の緩みが相手を傷つけてしまうことがあったから、その後は一期一会を心に刻むようにしています。

 

まとめ

 

人事の立場で、パフォーマンスの高い人は、相手を思う気持ちをもっている人と表現できます。言い換えると、器が大きい人ということです。

 

こういう人は、自分の周囲に敵を作りません。そして、特段目立つ存在ではなくとも、なぜか組織の重要なラインに位置づけられることが往々にしてあります。

 

自分の心がけ次第で、自分が仕事をしやすくなるばかりでなく、自分と共に働く人にも良い影響を与えることができる。

 

ハイパフォーマーは、ごく自然にこのことを実現していると、私は感じています。