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【最強の自己分析】 転職に必要な、まどろっこしいけれども、深い自己分析 第5回目 社会人編

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自己分析は、経験価値分析。

 

第1回から第4回にかけて、じぶんの過去を振り返ることで、じぶんオリジナルな価値を見出すことの大切さをお伝えしています。

 

タイトルにもあるように、まどろっこしいですが、とても深くじぶんのことを認識できるという点で、最強の自己分析であると断言できます。

 

第5回目は、いよいよ社会に出てからのじぶんの振り返りです。

 

社会人としての過去を振り返るには、大きく二つのフェーズに分けることをおススメしています。

 

それは、「現在に至る経歴」と「現在」に分けるということです。

 

「現在」から遡って「現在に至る経歴」を捉えるということでもよいのですが、それぞれを分けることで、より「現在」のじぶんを客観的に捉えることができます。足跡を再認識することができるからです。

  

 

人間関係

 社会人になってからの人間関係は、時に利害関係が生じるため、関係性を築くことが難しいことがあります。

 

社会人の悩みの上位に人間関係が上がることからも、社会人としてのパフォーマンスや場合によってはキャリアそのものに大きな影響を与えるものと言えます。

 

それゆえに、人間関係について、丁寧に捉えることは、じぶんの立ち振る舞いの傾向を再認識し、「じぶんのパターン」を見出すことに役立ちます。

 

つぎの視点で振り返ることが大切です。

 

①上司、同僚、部下との関係

②会社外の関係者(取引先の担当者等)との関係

③社会人になってから築いた友人、仲間との関係

④恋人、親友との関係

⑤尊敬していた人物(なぜ?という理由も含めて)

 

社会人になると、学生時代と比べてじぶんの思い通りに事が運ばないことが多々起こります。

 

他者とのかかわりを通して、その当時、じぶんは何を思い、何を考え、どのように動き、そこから何を学んだのか。

 

人間関係という他者とのかかわり方を振り返ることで、じぶんで気づいていなかったパターンと巡り合うことがあります。

 

たとえば、苦手なタイプの人との接するときの「じぶんのパターン」が、当時の上司や部下とのかかわり方が大きく影響していた、ということを気づいたりします。

 

おぼろげながらに「そうだろうな・・。」と感じていたことも、記述することで、より鮮明に因果関係が見えてきて、気づきにつながるのです。

 

経験 

社会人としての経験は、成功体験と失敗体験の数だけ、大人としての円熟味につながるものです。

つぎの視点で振り返ることをおススメします。

 

①当時の目標(仕事と私生活ともに)

②社会人になってからの夢(職業、ありたい姿、その理由)

③得意な仕事と苦手な仕事

④印象に残っている仕事(上位3つ。成功、失敗した経験のいずれも可) 

 

それぞれの視点について、なるべく詳細を書き出すことが大切です。当時感じたことも合わせて書けるだけ書き出すことが大切です。

 

大切なことは、じぶんが変わったと感じたことやその時の感情を丁寧に思い出すことです。じぶんの心の動き方を冷静に捉えることができるからです。

 

自分の足跡

 

社会人になった経験は、じぶんの足で立って生き始めたという点で、自己責任の意識が必要になります。

 

楽しかったこと、嬉しかったこと、くじけたこと、くやしかったこと

 

一つひとつを振り返ることは、じぶんの成長の軌跡でもあります。

 

①当時じぶんが成し遂げたこと(仕事、私生活ともに)

②当時を振り返って、じぶんを誉めてあげたいこと(仕事、私生活ともに)

③当時を振り返って、じぶんが後悔したこと(仕事、私生活ともに)

④当時を振り返って、じぶんが失敗したこと(仕事、私生活ともに)

⑤当時を振り返って、じぶんはどのような社会人であったか

 

大切なことは、仕事に限らず私生活も含めて、

 

具体的な出来事

その出来事を挙げた理由

その時に感じた感情

 

を、可能な限り詳細に書き出すことが大切です。

 

書き出すことで、様々な記憶が想起されてくるとともに、感情が動くときの傾向を再認識することができます。思い出せるだけ、書き出せるだけ書き出してみましょう。

 

経験で捉えたじぶんの心の動き方と照らし合わせてみることで、じぶんの心の動き方のクセがわかるようになります。

 

まとめ

社会人としてのじぶんを振り返ることは、

 

じぶんとの対話、内なるじぶんの声に耳を傾ける

 

ということです。

 

振り返る際に、自分が勤務していた会社、所属していた部署ごとに、お伝えした視点に基づいて「現在に至る経歴」を捉え直すことが大切です。

 

そして、その経歴を通して、じぶんがどのように変化してきたかを「じぶんの言葉」で表現するのです。

 

じぶんの大切な人生を使って、じぶんは何をしてきたのか

どのような「あり方」を体現してきたのか

あらためて、じぶんの存在はなにか、誰の役に立っているのか

 

「じぶんの言葉」で自分の足跡を書き出すことで、じぶんを形づくってきた過去の一つひとつの出来事が意味づけられます。

 

当時のじぶんを客観的に捉え、現在のじぶんが持つ価値観とのつながりを再認識することになります。

 

社会人としての振り返りは、自己分析においても重要なウェイトを占めるものです。

 

自己分析は経験価値分析。

 

社会人としての振り返りに、経験価値を表現する多くの「じぶんの経験」が眠っていると、私はいつも感じています。

 

 

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