転職活動する上で、履歴書、職務経歴書の作成や面接対策に時間を費やすことと思います。そして、これらの対応にはそれなりの時間を要します。とくに45歳を過ぎてから転職活動をする場合、自分の人材力を自分の言葉で伝えるためにはキャリアの棚卸にしっかりと取り組む必要があります。
転職しようとする人の多くがこれらの準備には気を使うのですが、自分の見た目にはそれほど気を使わないものです。
転職では面接による選考が合否に大きな影響を与えます。そして、面接での第一印象が良いことが面接結果に有利にはたらくことが往々にしてあります。
そこで、お勧めしたいのは転職活動と併せたダイエットです。とくに、身体をシャープにすることで、「見た目」が利発的に映るというメリットがあるので取り組む価値が大きいのです。
面接官はどこを見ているか
自分では気にならない「おなか周り」「首周り」。いわゆる中年太りしていると「おなか周り」「首周り」に余計な脂肪がつきがちです。これが貫録につながることもあるのですが、「自己管理ができないヒト」「不潔なヒト」という印象につながる可能性があるので注意が必要です。
もちろん見た目だけでは合否が決まるわけではないのですが、悪い印象につながることはなるべく避けることが賢明です。面接官は、顔や手足のしぐさ、目の動き等細かなことにも注目しているものです。見た目を軽視することはできません。
1日30分の運動のすすめ
メタボ体型だと感じるならば、転職活動を始めると同時に運動することをお勧めします。まずは、1日30分、早歩きすることから始めるとよいでしょう。きちんと運動のための時間を確保しなくても、毎日の通勤時間を活用すれば無理なく続けられます。
もちろん、1日30分を確保することがのぞましいと思います。と言うのも、運動している間は、「無」になれることが多いからです。「無」になれると、思いがけないことに気がついたり、頭を悩ませていたことの解決策が見つかったり、自分のキャリアの振り返りにかんして思わぬひらめきがあったりします。
単に運動するだけではなく、軽い頭の体操にも効果があります。
本格的にダイエットするならばスポーツジムに通う
1日30分の早歩きだけではなかなか体型が変わらないでしょう。身体をシャープにするためには、目的意識をもってお金と時間を投資することも必要です。本格的にダイエットするならば、スポーツジムに通うことをお勧めします。
スポーツジムによってサービスが異なると思いますが、一般的にダイエットに効果がある運動メニューを教えてくれることは多いと思います。筋トレや有酸素運動を3ヶ月ほど続ければ、体つきは確実に変化してきます。「おなか周り」や「首周り」が変化するとともに、顔つきもシャープになります。
私もスポーツジムに通いメタボ体質を改善した経験がありますが、見た目がシャープになると若返って見られることが多くなりました。お世辞半分もあると思いますが、実際に体型の変化を目の当たりにすると、達成感が感じられます。
転職活動する上で、達成感を感じる機会を持つことはとても重要なことだと考えます。
自分の努力次第で達成できることがあれば、思い通りにいかないことがあっても乗り越えていけるチカラになるからです。
まとめ
転職活動では、「見た目」を整えることを重視すべきです。とくに「おなか周り」「首周り」のメタボ体型はなるべくならば改善することがよいと思います。
「見た目」を整えるためには、一定の負荷をかけることが必要になります。時間とお金という負荷を自らにかけて身体をシャープにすることができれば、メタボ体質が改善され、第一印象もよくなります。
また、運動することは自分の努力に連動した達成感を感じることができます。達成感を感じる機会を自分で作ることに意味があると考えます。
「見た目」を軽視してはいけないのです。