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【必見!】 転職エージェントとコンサルタントの使いかた 45歳からの転職を失敗しないための3つのチェックポイント

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「転職エージェントをどのように活用すればいいかわからない」という方から相談を受けました。

 

転職エージェントは、転職先の企業の紹介にとどまらず、職務経歴書の書き方や面接の事前トレーニング、転職時の条件交渉サポートなど、さまざまな支援をしてくれる心強い存在です。

 

もっとも、いろいろなタイプの転職エージェントがあり、どのエージェントが自分の転職活動に適しているか、迷うことも多いと思います。

 

45歳を過ぎた転職活動は、自ら優良な情報を手に入れ、それを独自に考察・判断して転職のミスマッチを最小化させることが必要です。失敗や後悔する転職を避けなければならないからです。

 

私は、転職にかかわる情報量が転職活動の質に大きな影響を与えると考えます。そのため、転職エージェントの活用の仕方しだいで、転職活動の質も大きく変わるとも言えるのです。

 

【目次】

 

転職エージェントとの相性の見極め

  

転職エージェントごとに特徴があり、自分との相性の見極めは簡単ではありません。なんとなく自分の転職活動に役に立ちそうだという感覚で、複数の転職エージェントに登録することや、登録した時点で自分の担当コンサルタントとの相性も未知数であることが一般的だからです。

 

そうなると、登録した後に決まる自分の担当コンサルタントとの相性次第で自分の転職活動の質が大きく変わってくることになります。つまり、転職エージェントとの相性は自分の担当コンサルタントとの相性次第と言えるのです。

 

そこで、担当コンサルタントの見極め方として、つぎの3つのチェックポイントをお伝えします。

 

自分の価値観を理解してくれるコンサルタントか

 

 転職活動をともに伴走してくれるコンサルタントには、クライアントである自分の人生の一部を預けることになります。そのため、クライアントである自分の転職活動にかかわる価値観をきちんと理解してくれるコンサルタントでなければ、求めたい情報を得ることは難しくなるのです。

 

自分にとって「いい会社」の条件をコンサルタントが理解していなければいけません。

 

傾聴力に欠けるコンサルタントがクライアントである自分にとってどのような会社が「いい会社」であるかを把握できるはずがありません。

 

クライアントである自分の質問に対して地に足がついた返答がなかったり、目線を合わせずにヒアリングしたり、「なるほど、なるほど」と聴いているように振る舞うコンサルタントは、要注意です。

 

余談ですが、転職コンサルタントの経験年数を確かめることも一つの判断基準になります。経験が浅い場合は担当を変えてもらうことも視野に入れるべきです。

 

自分の人材価値を冷静に伝えてくれるコンサルタントか

 

 

45歳を過ぎた転職活動は30歳代の転職活動と比較すると簡単ではありません。企業が求める人材力としての基準が高くなったり、中高年を採用することで生じる雇用ミスマッチを回避したいからです。

 

クライアントである自分の人材価値を冷静に伝えてくれるコンサルタントは、自分の職務経歴をふまえた市場価値(報酬相場)を勘案し、自分が活躍できる地力のある会社情報を伝えてくれます。

 

市場価値(報酬相場)は、生計を維持することや自分のモチベーションに影響を与えます。場合によっては、転職しないという判断にもなりえますので、現実を冷静に判断するために必要不可欠な情報です。

 

自分が活躍できる地力のある会社情報は、自分では知りえない会社とのマッチングの可能性につながります。その会社情報をもとに、自分の人材力が通用するものであるか否かを冷静に判断することで、45歳を過ぎた転職の可能性にとっては重要になります。

 

押し売りしないコンサルタントではないか

 

転職経験者の方の多くが、転職仲介を押し売りするコンサルタントには閉口した経験を持っています。コンサルタントも転職エージェントの社員ですから、営業成績を上げなければいけません。営業成績とは、転職仲介を成約させることですから、押し込み営業してしまうコンサルタントもいます。

 

実際、転職エージェントのコンサルタントをやっていた私の知人は、月末になると自分の営業成績を気にして、本意ではないものの、自分のクライアントである求職者に強引に転職を進めたことがあったと語ってくれました。

 

クライアントである自分の転職とじっくりと向き合ってくれるコンサルタントであれば、押し売りするようなことはないはずです。

 

まとめ

 

転職エージェントとコンサルタントは、転職活動の伴走者としてなくてはならない存在です。第三者の視点から自分の転職にかかわる視野を広げ、自分の人材価値を再評価してくれる存在として活用しない手はありません。

 

45歳を過ぎた転職活動を失敗しないためにも、お伝えした3つのチェックポイントを参考に、自分の転職活動に優良な情報を入手していただきたいと思います。