45歳からの年収1.5倍化プログラム

キャリアを再生させる5つの視点(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心)から、自分の価値を再発見して、これからの15年を30年の濃さにしよう!

あと一歩、がんばろう。 休むことの大切さ。

自分の志を貫こうとするとき、意思力と継続力が必要になります。

わかっているものの、これがなかなか簡単ではありません。

たとえば、順調に積み上げてきたことがあったとしても、自分の力ではどうしようもない出来事が目の前に現れたとき、それをどう乗り越えていくか。

 

頭の中では、試練は人を強くするという理解できても、現実の出来事に押しつぶされ、思うように進められないことがあります。

 

そういうとき、どうしますか?

 

あえて試練に立ち向かい、行動を続けますか?

 

教科書的には、そうすることが正解でしょう。

 

しかし、緊張が続くと人は些細なことで、立ち直りができないくらい落ち込むときがあります。ちょうど、張りつめていた糸が切れてしまうように。

 

私は、そういうとき、あえて少しだけ休むようにしています。休むことで、疲れていた身体と心をメンテナンスし、再びエネルギーをチャージするのです。

 

キャリアの転換期には、人それぞれの試練があると考えます。その転換期を乗り越えようとするとき、先行きの見えない不安とそれに伴う心身の緊張を実感する時があります。

 

不安と緊張は、新しい展開に向けたエネルギーです。しかし、適度に休息しないと、不安と緊張がマイナスの影響をおよぼします。

 

もし、キャリアを考えるうえで、疲れを感じているならば、あえて考えることから距離を持つことをお勧めします。そして、つぎの展開にむけて自分の中でエネルギーが満ちてくるまで、期限を決めて待つのです。

 

自分で決めた期限までの間、休むことができれば、エネルギーが戻ってきます。その状態から再び動き始めることで、前よりも加速した自分を体感できるようになります。

 

焦りは禁物。

 

キャリアの転換期は、「ゆっくり、いそげ」なのです。