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【最終面接対策】 40歳を過ぎた転職 最終面接での落ち癖を解消する2つの視点

「なぜか最終面接で落ちてしまうんですよ。それまではうまくいくのに。」

 

転職の面接でうまくいかないという相談を受けました。

43歳の男性で、今の会社の先行きが見えず転職活動を継続しているものの、思うように内定がとれないとのこと。

 

最終面接までは通過するものの、最後の最後でNGを出されることが続いてしまうことを解消するにはどうすればいいのでしょうか。

 

最終面接ともなると「顔合わせ」程度に考え、9割方内定を取れると思いがちですが、面接の段階で、それぞれ見るポイントが異なることを意識しないと、最終面接で落ち続けてしまいます。

 

では、具体的にどういう対策を取ればいいでしょうか。

 

一般的に面接は、1次・2次・最終と3段階程度のステップがあります。

 

1次面接は現場目線、2次面接は課長・部長目線、最終面接は役員目線というレベル感が違うことを意識しなければいけません。

 

たとえば、1次・2次とうまくいったから、最終面接もそれと同じ意識で面接に臨んでしまうと、求めるレベル感にズレが生じます。

 

そのズレが最終面接で役員の「?」につながります。

 

「?」は一言でいうと、幹部候補としての「物足りなさ」です。

 

40歳を過ぎた転職では、新卒や第二新卒のように育成選手的な見方はされません。会社の業績にダイレクトに貢献できる即戦力として見られるのです。即戦力とはいえ、実務家的な働きだけに着目はされません。経営的な仕事の捉え方ができるか否かという見極められるのです。

 

最終面接でうまくいかないケースは、実務家としての技量はあるものの、それのみにとどまるという判断を下されている場合がほとんどです。

 

経営的な仕事の捉え方とは、その人の仕事に対する価値観そのものです。

 

どういう思いで仕事と向き合ってきたか。

その姿勢は転職しようとしている会社の価値観とマッチするものであるか。

 

この2点をおさえて、面接の準備をすることを意識すれば、最終面接にパスする確率は高まります。

 

端的に質問に答え、この2点をしっかりと自己アピールする準備を怠らないようにしましょう。