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転職に失敗しないために 転職目的を明確にしよう! 承認欲求とのつきあい方

承認欲求が強すぎると、他人の目を気にしすぎてしまいます。本来自分がもつポテンシャルを充分に発揮できないことにもつながる恐れがあり、承認欲求とのつきあい方を間違えないように、上手く向き合うことが大切です。

 

他人から認められたいという思いのもとで、40歳を過ぎてから転職することには、慎重な姿勢で臨むことが必要です。転職することが目的化していることが多いからです。

 

承認欲求の全てが悪いということではありません。たとえば、○○さんに認めてもらえれば、もっと仕事の幅が広がる、という自分にとってプラスになる場合。

 

自分の成長にもつながるこのタイプの承認欲求は、正の承認欲求と言えますから、それを原動力として前に進むことに挑戦する価値があります。

 

一方、○○さんに認めてもらえないと、自分の身に何か悪いことが起きる可能性がある、という自分にとってマイナスになる場合。

 

自分の行動が打算的になるこのタイプの承認欲求は、負の承認欲求と言えます。負の承認欲求は、なんらかの恐れを回避することにつながるため、行動を萎縮させから、本質を見失いがちになるため注意が必要です。

 

転職をしくじるのは、認めてもらえない自分ではなく認めてもらえる自分を探すという気持ちて動くことが原因になります。とくに、選考が順調に進んでいるときは、他人から自分を認めてもらう機会が増えるます。

 

認めてもらう機会が増えると、自分の本当の転職動機を無意識にフタをしてしまい、自分の転職を正当化してしまいます。

 

私が転職をしくじったと感じた最大の理由は、まさにこれでした。

 

したがって、こういうときは転職に慎重になり、場合によっては転職しない選択が求められます。40歳を過ぎた転職では、やり直しがしづらいからです。

 

自分がなぜ転職したいと考え始めた目的に、正直に向き合う必要があります。転職はあくまでも手段。

 

このことを見過ごさないでほしいです。