45歳からの年収1.5倍化プログラム

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リアルな自分を見せることが功を奏することもある。

今回お伝えすることは、一般的には全く通用しない事例です。

 

転職の面接で「転職先で求めている人材がどういうものか、よくわからない。」という人が、面接官に共感を得て、面接の1次選考を通過した事例についてお伝えするからです。

 

面接の場で、どういう人材を求めているかわからないという人を、採用したいと考える会社は存在しないでしょう。実際、1次選考を通過した後に、最終選考を通過して内定に至る可能性は低いと思います。

 

応募者が正直に、かつ、誠実に自己開示することが、面接の1次選考を通過に大きく影響したわけです。

 

転職の面接で、等身大の自分を、正直に示す人に出会う確率は限りなく低く、ゼロに近いので、一般的には禁じ手です。

 

だた、「自分を繕っても、良いことがなかったので、ありのままの自分を見せたいと思います。」という覚悟を示すことが、功を奏することもあります。

 

面接のセオリーと照らし合わせると禁じ手ですが、自分が入社したい会社との面接であれば、等身大の自分を示すことも、転職後のミスマッチを回避する上では大切なことです。

 

もっとも、やみくもに等身大の自分を示すだけでは意味がありません。

 

自分の仕事に対する価値観と会社の経営理念の通じるところは何か、そしてそれを踏まえて自分が会社に貢献できることは何か。

 

これらのことを自分の言葉で伝えることができていることで、等身大の自分を示すことがプラスに働くのです。

 

転職において、自分のことを丁寧に振り返り、自分が貢献できることを自分の言葉で伝える準備は極めて大切です。手を抜くことなく、しっかりと振り返ることができていれば、面接で迫力をもって等身大の自分を伝えることができるのです。