「仕事でやりがいを感じないなぁ~」
「やりがいを見つけたい!」
仕事をしていると、気になる「やりがい」。
この「やりがい」を感じることができずに悩んでしまう人がいます。
なんとかして「やりがい」を見つけようとして、本を読んだんり、成功者の話しを聞いたりして気持ちを高めようするものの空回りするばかり。
「やりがい」が見つからず、自分の将来についても見定まらない状態から抜け出したいと思いつつ、その糸口が見つからなくて困っている人もいることでしょう。
そこで、今回は「やりがい」の見つけ方をテーマに、どうすればその状態から抜け出せるかについて、お伝えします。
【目次】
1.なぜ「やりがい」を感じないのか
「やりがい」を感じさせない原因は、大きく3つに分けられると考えます。
1.自分が好きな仕事や得意な仕事を任されていない
2.自分の仕事を取り巻く人間関係に難しさを感じている
3.会社の社風が合わない
人事に携わる者の経験上、「やりがい」を感じずらくなっている人の多くは、これらのいずれかが該当していることが多いと感じています。
これらのうち、「3.会社の社風が合わない」は耐え難い状況に居ることが多く、会社を変わらなければ解決できないでしょう。
しかし、1.と2.については、自分の物事の捉え方を変えることで、乗り越えられることがあります。
2.「やりがい」の正体は?
仕事で感じる「やりがい」とは一体なんでしょうか。
20代だった頃の私も「やりがい」を見つけようとして四苦八苦したことがあります。「やりがい」がいつか見つかるのではないか、いつ自分に近づいて来てくれるのか、と思い、社会保険労務士の資格を取得したり、ビジネスで成功している人の本やモチベーションに関する本を読んだりしました。
一時は「やりがい」らしきものを感じることはできましたが、はっきりと見つけることはできませんでした。
あるとき、「仕事とは組織の中で自分と言う存在が機能していること」と感じたことがありました。
それは、私が「やりがい」を感じる糸口をつかんだきっかけになりました。
腑に落ちた感じです。
1.自分が好きな仕事や得意な仕事を任されていない
2.自分の仕事を取り巻く人間関係に難しさを感じている
先に書いた「やりがい」を感じさせない原因の2つは、「自分が役に立とうとしているか」「自分のチカラで何かを提案し、行動できているか」ということを意識し、動いていると解決できるように感じたのです。
「やりがい」の正体は、実は自分の仕事に向き合う意識ではないかと認識し始めると、不思議なことに「仕事」が面白くなってきました。
時間を忘れ、ガムシャラに仕事へ没頭しても、やらされ感を感じることがなかったです。
もっとも、今は、労働時間の規制が厳しくなってきているので、できないことですが。。。
「やりがい」とは、自分が仕事に没頭できる状態に感じることではないかと捉えるようになったのです。
3.まとめ
サラリーマンでも、起業家精神を持て!と言われることがあります。
起業していないのに、起業家精神を持てと言われても・・・と思うかもしれませんね。
私もそうでした。
もっとも、起業家精神は仕事を創り出すチカラと捉えると、サラリーマンでも当てはまることがあると考えます。
自分のチカラで仕事を創り出す。小さなことでも、プラスを生み出す。
自分で計画を立てて、自分の責任で成功するまで仕事をやり抜いてみる
そういうことを繰り返していくと、仕事をすることで感じる「喜び」や「嬉しさ」を感じる機会が増えてくるのではないでしょうか。
「やりがい」は見つけるものではなく、「やりがい」は自ら創り出すものと考えると、自分の日々の行動を少しずつ変えることで、「やりがい」が見えてくるのでないでしょうか。
小さな変化を積み重ねると、それが大きな変化に至る、と信じて行動することが「やりがい」の見つけ方だと考えています。