上司と折り合いが悪いと、当然仕事のモチベーションは下がります。
モチベーションが下がると、仕事を「こなす」意識が強くなり、おのずとパフォーマンスが落ちます。
45歳を過ぎたビジネスパーソンで、上司との折り合いで悩みを抱えている場合ならば、つぎの2点に留意することをオススメしました。
戦略的なボスマネジメント
自分の仕事の姿勢を見直すこと
この2点に留意することの目的は、「自分のパフォーマンスを上げる」ということです。
45歳を過ぎたビジネスパーソンであれば、成果を上げることに注力しなければ、存在価値はないに等しいからです。
自分の人材力
私は自分の人材力をつぎのように定義しています。
人材力=(【基礎力】+【専門力】+【再現力】)×【人間力】
人材力は付加価値を上げるための力量です。それは成果創出力と言い換えることができます。
このように俯瞰すると、上司との関係は、人材力の全体に影響をおよぼす【人間力】の捉え方とも言えます。【人間力】は、「自分軸」「他人との関係構築力」「他人との協働力」等を意味します。
人は誰もが聖人君子ではありません。誰もが「かかわりを持ちたい人」と「かかわりを持ちたくない人」がいます。
圧倒的なチカラの差を見せる
仕事は他者とのかかわりを避けられません。そして、他人との関係性は、自分だけてコントロールできません。
ゆえに、上司が「かかわりを持ちたくない人」であるならば、自分との関係性を一旦脇に置いてみることです。
その上で、自分が任された仕事で、上司よりも圧倒的なチカラの差を見せるのです。
上司との人間関係で悩む人の多くは、その悩みを理由にして、仕事にチカラをいれません。それゆえ、パフォーマンスを上がらず、成果も出せなくなります。
上司はそういう部下をつぎのように評価します。
いまひとつだな。
こんな評価をされることは、絶対に避けなければいけません。
まとめ
上司は選べないからこそ、身につけておきたいチカラとは何か。
それは、部下として
仕えるチカラ
です。
圧倒的なチカラの差を見せて成果を上げることができれば、上司は、有能な部下として評価せざるを得ません。
部下が成果を出せば、組織の成果も上がります。
上司は選べないからこぞ、自分でコントロールできることとして、自分の成果を上げるためにできることを考えて実行する。
こうすることで、上司にとって「仕える部下」になりましょう。
自分の仕事がうまく回り始めれば、上司との人間関係のことに意識がいかなくなりますから。
ぜひ、試してみてください。
本日も、お読みいただきありがとうございました。