40歳を過ぎた転職を成功させる4つめのステップをお伝えしています。
今日は3つめのステップとして、転職理由でも多く上がる「職場の人間関係」への対応についてお伝えします。
桜木の個人的な経験
今振り返ると、私が転職を思い立った理由のひとつに職場における人間関係への不信感がありました。
具体的には、信頼できない上司への対応です。
その上司とは価値観が合わず、プライベートならば「なるべくつきあいたくない」人でした。
経理の経験が長いわりには、長期的な視点や全体を見通す視点はなく、短期的かつ局所的に課題を捉え、自ら動こうとしない。
欠けている点を指摘することしかせず、思考の幅が薄い。
こういう上司と仕事をすることに、価値を見いだせなかったのです。
あえて失敗として捉えています
桜木は、この上司への対応を転職するということで回避しました。
新天地に移ることで、問題を最小化することにしたのです。
しかし、これは転職を失敗させる一つの要因でした。
なぜその上司と渡り合わなかったのか。
要約すると、自分のプライドが許さなかったのです。
価値観の合わない人物と話をしても時間の無断、自分の労力の無断だと考えたからです。
失敗の原因は、どんな組織にも自分の価値観と合わない人物は存在するという当たり前のことに目を向けなかったことです。
ゆえに、新天地に移ることで人間関係の問題を最小化することができたとしても、根本的な解決には至らなかったのです。
向き合うべきは自分
ここからは、私の自論です。
それは、
職場の人間関係は、きちんと精算してから転職する。
です。
精算するということは、自分のチカラできちんと対処し終えるということです。
私の場合、その上司に対して完膚なきまでに論破しておくべきでした。しかし、私が経理畑ではなく、その領域で対峙することに不利であると思い込んでしまい、向き合いませんでした。
自分に不利な状況で対峙すると、自分が大切にしている人事の領域でのプライドが保てないと感じていたのです。
今思えば、思慮が狭いですね。
自分ときちんと向き合っていれば、上司とのかかわりを乗り越える戦略を立てて行動すべきでした。
なぜか。
転職した後に、同じようなタイプの上司と対峙することになったからです。
科学的な根拠はありませんが、乗り越えなかった上司よりもパワーアップした上司が登場したのです。
まとめ
40歳を過ぎた転職を成功さえる3つめのポイント。
それは、自分のチカラで職場の人間関係を清算しておくことです。
苦手な上司や同僚との対峙を回避したいという思いが少しでもあるならば、それは清算しておく必要があります。
当たり前のことですが、忘れがちになるのでお伝えします。
本日も、お読みいただきありがとうございました。