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たった4ステップだけ! 部下マネジメントの難しさから解放される考え方(その3)

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もし、あなたが、部下のマネジメントで困っているならば、たった4つのステップを押さえるだけで、格段にマネジメントしやすくなります。

 

部下は驚くほど、自分の考えに共感してくれません。

 

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 あなたも、こんな部下をもって、頭を抱えていませんか?

 

報告・連絡・相談をしてこない。

指示に対して、要求したアウトプットがでてこない。

指示待ちで、言われたことしかやらない。

指示を仰ぐべきときに仰がず、独断で仕事を進めて、事故になる。

指示を仰がなくてもいいことを、いちいち確認してくる。

やらない言い訳ばかりして、提案してこない。

 

上司である自分が伝えることを具体化する

 

上司のとるべきファーストステップは、「教えること」、セカンドステップは、「部下に小さな成功体験を積ませること」とお伝えしました。

 

部下の「できない」を「できる」に変えて、自分がマネジメントする組織の成果を上げるには、とてつもなく大きな労力を要します。

 

「言ったとおりにやらない」

「できなくなっている」

「やるべきことに着手しない」 

 

 

こういった状態を、一発で解決する妙案はありません。

なぜならば、部下は部下の世界で生きてきたわけで、その意識や習慣、仕事への価値観を一発で変えることはできないからです。

 

もちろん、一発で意識を変えられる場合もあります。部下が上司である自分の考えを取り入れ、「自ら変えよう!!」と決断するような場合です。

 

しかし、「自ら変えよう!!」を持続させるという点においては、「継続」が担保される必要があります。

 

ゆえに、一発で解決する妙案はないのです。

 

そこで、重要になることは、上司である自分が伝えることを、いかに具体化させるかということが重要になります。

 

なぜ、部下との認識の差が生じるのか

 

部下マネジメントを難しさは、上司である自分との認識の基準の違いです。部下が捉える仕事に関する情報量と上司のそれとは圧倒的に差があります。

 

上司が認識している情報量とそこから推察される仕事のアイデアは、当然のことながら、部下のそれとは大きく違います。

 

「上司の言うことがわからない。」という部下の悩みは、上司が認識している情報量を、上司が的確に伝えられていないことに原因があります。上司は上司のレベルで、情報を「要するに」というレベルで抽象的に整理します。そして、その抽象度のまま、部下に伝えてしまうので、部下には伝わらないのです。

 

「なんとなく言っていることはわかるけれども、結局何が言いたかっただろうか?」

 

部下がこのような思いにつながるのは、上司である自分が、仕事に関する情報の要点を、シンプルに整理できていないことにあります。

 

 上司が意識する3つめのステップ

 

上司が意識する3つめのステップは、

 

「伝えたいことを、記述する。」

 

です。

 

上司である自分の考えを、シンプルに整理することは、抽象度を下げて、具体化することにほかなりません。

 

具体化することを容易にするためには、頭の中で考えるだけではなく、紙に記述することがポイントとなります。

 

部下に伝えたいことを、紙に書き出す。

 

このシンプルな行動をするだけで、自分が伝えたいことがクリアに認識できるようになります。(その過程で、いかに自分が伝えたいことがボンヤリしていたか、を実感できたりもします。)

 

まとめ

 

 上司である自分の伝えたいことを、具体化することで、部下に行動してもらいたいこと、部下が学んでほしいこと、が明確化されます。

 

部下マネジメントの難しさから解放されるために、上司である自分ができることを、本日お伝えしました。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました。