45歳からの年収1.5倍化プログラム

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45歳を過ぎて市場価値のある人材となるための2要件とは何か

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組織において存在価値のある人材であることが、変化の激しい世の中で生き残るための最低条件です。指示されたことを確実に遂行し、「正解」のある課題を完成させる術に長けたとしても、ミドルの役割を果たしているとは言えません。

存在価値のある人材とは何か。世間では、「変革人材」「イノベーション人材」と言われますが、人事の視点では、2つの要件を兼ね備えている必要があると捉えています。

 

第1の要件は、既存の利益モデルの執行役としての機能を果たせているかという点です。変革やイノベーションを企てるには、既存のビジネスモデルを的確に把握し、論点整理したうえで、必要な仮説を構築していく力量が求められます。プランニングに長けているだけでは、現場の実状を踏まえない妄想程度しか構築できないでしょう。

したがって、現場を知り、かつ、ビジネスをしっかりと執行していく人材であることが求められます。

 

第2の要件は、ビジネスを創り出すプロデューサーとしての機能を果たせているかという点です。具体的には、新しい利益モデルを編み出し、組織の未来のゴールをかたち作る力量が求められます。

「そもそも、何のために組織は存在しているのか?」「そもそも、どのようなサービスを世の中に提供できているのか?」という組織としての意思を自分の言葉で語れる人材。

このような人材こそが、組織の未来を左右する新しい利益モデルを組み立てられます。そのためには、第1の要件を満たしていることが必須要件となるのです。

 

45歳を過ぎて存在価値のある人材となるためには、自分ができることだけではなく、自分がありたいことも発想の起点にできることが必要です。

 

自分の経験価値を丁寧に振り返ることに意味があります。

 

45歳を過ぎたミドル世代であるからこそ、市場価値のある人材となる2要件を満たしているか否かを冷静に見極めてみることをおススメします。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました。