転職しないにかかわらず、45歳を過ぎたら自分を冷静に振り返ることが大切です。
日々の忙しさにかまけてしまうと、時間はあっという間に過ぎてしまいます。
2020年もすでに10日目。240時間が経過しました。
240時間を、充実した時間で過ごせていたか?
目の前の仕事、他人から強制される義務を果たすためにほとんどを費やしていないか?
自分のキャリアを考える時間を持つことができたか?
自分を冷静に振り返るために有効な「問い」は、人それぞれ異なるため、「これこそがベストな問い」というものは存在しません。
45歳を過ぎたときに、自分を冷静に振り返るときに有効な「問い」はいくつか存在します。
2020年に自分の今後のキャリアを考え直そうとされているならば、是非、試していただきたいと思います。
1.自分は誰のために生きているのか?
最初からボンヤリした「問い」のように感じられるかと思いますが、深い意味を持つ大切な「問い」です。
人は、自分のキャリアを考えるとき、「仕事」についてのみフォーカスしがちです。
しかし、日常は、「仕事」のみで構成されているのではありません。その背景には、「生きる」という大きな目的が存在しています。
「誰のために仕事をしているのか?」
「何のために仕事をしているのか?」
仕事にフォーカスする「問い」では、「生きる」ということへの答えにはたどり着けません。
45歳を過ぎると「仕事」をする目的についてしっかりと自己認識しなければ、キャリアの軸がブレやすくなります。
そのため、「誰のために生きているのか?」ということにもフォーカスすることが重要になるのです。
2.自分が一番のしくじりは何か?
「失敗は成功の母」と言われる通り、失敗経験を通して人は「できること」が増えてきます。失敗をしても、その経験を糧にすることができれば、「できること」につながります。
45歳を過ぎて自分のキャリアを振り返るとき、自分が一番しくじった経験を掘り起こし、再評価することが極めて重要です。
再評価するときは、
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しくじりをどのようにリカバリーしたか?
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しくじりを経験したとき、どのように感じていたか?
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しくじりを通して得たことは何か?
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もし、しくじりを経験しなければ、今どうなっていると思うか?
ということを整理することをオススメします。
肝心なことは、「一番のしくじり」を掘り起こすことです。「一番のしくじり」は、自分の意思決定に与える影響が大きいからです。
まとめ
たった2つとは言え、この「問い」と向き合うには、しっかりと時間を設けることが必要不可欠です。
とは言え、難しいことではありません。
1人の時間を確保し、紙とボールペンを手に、思いつく間ままに書き出してみればいいからです。
とにかく、思いつくままに書き出す。
ただし、単語では書き出さず、文章形式で書き出す。
書き出したことを整理するのは後回しにする。
あれこれと頭で考えるのではなく、手と頭を動かしてみると、見えてくるものがあります。
実践してみると、自分の本心が現れてきます。
是非、試してみてください。
本日も、お読みいただきありがとうございました。