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【相談事例】転職理由の伝え方 なぜ、多くを語ってはいけないのか。 注意すべき3つのポイント(その3)

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「転職理由をどのように伝えるか」 

 

シンプルですが、対応を誤るといささか面倒なことになりかねません。 

 

 

とくに45歳からの転職では、転職先でマネジメントを任される可能性が高いので留意が必要です。

 

端的に退職理由を伝えればそれで良いものの、伝え方の要点を押さえておかないと、思わぬ事態に遭遇してしまいます。

 

私がオススメしている面談で注意することは、つぎの3つです。

 

  1. 転職理由を3つ以内のキーワードで整理して、端的に伝える。
  2. 整理した転職理由以外のことには、決して言及しない。
  3. 会社に対する批判的な考えは伝えない。

 

ポイントは、多くを語らないことと、会社(人間関係も含む)への批判はしないことです。

  

今日は、その理由をお伝えします。

 

端的である理由

 

転職の決断を翻意するつもりがないのに、「上司との面談では、転職に至る経緯の詳細を伝えることが必要ではないか?」と感じてしまうならば、その考えは一旦脇に置いてください。

 

端的であることの理由は、2つあります。

 

一つはリスク回避。もう一つは意思のブレの回避です。

 

多くを語ることで、転職先の情報を図らずも伝えることになります。その意味において、守秘義務、競業忌避といった懸念を伝えることにもなりかねません。その意味で、転職先に関する情報はなるべく伝えないことが良いと考えます。余計な詮索をされることも含めてリスク回避することが肝要です。

 

また、多くを語ることで、自分の決めた意思がブレてしまう可能性がありえます。長く勤務した会社であればなおのこと「懐古の情」みたいなものを感じてしまい、意思がブレてしまう場合があるのです。そもそも、この程度のことで意思がブレてしまうならば転職しない方がいいと思われる方もいると思いますが、こういうケースが案外多いので注意が必要です。

 

まとめ

  

正直に伝えたいという気持ちは大切にしつつも、そのことがネガティブな影響につながる可能性があります。

 

ゆえに、多くを語らないことが大切です。多くを語らないことの理由があまりにシンプルで驚かれたかと思います。

 

転職理由を3つ以内のキーワードで整理して、端的に伝える。

 

整理した転職理由以外のことには、決して言及しない。 

 

会社に対する批判的な考えは伝えない。

 

これらのシンプルな注意を認識しておくことをあらためてオススメします。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました。

 

【参考記事】

 

hiratsukacareer.hatenablog.com