45歳からの転職を考えるとき、2つの期日を意識することが大切であることをお伝えしました。
期日を意識すると、「なぜ転職したいのかを再考する」ことができ、その結果として「自分が講じる打ち手を明確にする」ことができるからです。
2つの期日とは、
(1)内定を得て、転職活動を終える期日
(2)内定が無くても、転職活動を終える期日
です。
今日は、この2つの期日の取り扱い方について、お伝えしたいと思います。
期日を決めないとどうなるか
2つの期日に共通することは、「転職活動を終える」ということです。
「終える」という点を意識しなければならない理由は、それを決めなければ、本気になれないからです。
過去に転職についてのアドバイスをした方のうち、この2つの期日を決めている人は、転職が叶うか否かにかかわらず、自分が納得する意思決定をすることができています。
逆に、この2つの期日を決めなかった人はどうなったか。
「現状維持」するか、「いつか、自分に合った会社が出てくるという希望を持ち続ける」
のいずれかです。
それも、自分が納得してそのような状態になったわけではありません。
「なんとなく、現状維持しかないか。」
「なんとなく、いつか見つかるだろう。」
このような曖昧模糊とした感覚で、変化するという意思決定ができないのです。
なぜか。
期日を決めないと、「先送りする」理由をいくらでも量産できてしまうからです。
期日を決めるとどうなるか
逆に期日を決めることで、「いつまでに終わらせる」という覚悟が定まります。
転職活動には、それなりに心的負荷がかかります。長く続けることは難しいのです。
それゆえ、期日を決めることで、「転職する」「転職しない」という見極めするタイミングを設定することは意味があるのです。
まとめ
2つの期日の意味は、以下の通りです。
(1)の内定を得て、転職活動を終える日
自分のキャリアに可能性を見出す期日を決めて、それに向けてポジティブに動く自分をイメージすること。
(2)の内定が無くても、転職活動を終える日
自分の人材力を完全に洗い出し、可能性を試す期日を決め、全力で動く自分をイメージすること。
ポイントは、先送りしないことに尽きます。
45歳からの転職活動は、時間を味方につけ、自分の可能性が広がるものにしたい。
このように考えるとき、2つの期日を意識することが重要になるのです。
本日も、お読みいただきありがとうございました。