昨日は、45歳を過ぎたら予期せぬキャリアチェンジに備えることが必要だとお伝えしました。
そのためには、余力のあるときに、自分のキャリアを振り返ることが必要です。
予期せぬキャリアチェンジに備えるためには、自分の心の中にある価値観を適切に見極めることです。
具体的には、自分に備わっている力をつぎの3つの視点で確認することです。
自分がチカラを尽くして、組織に貢献した経験は何か。
自分が能力を高めて、組織に対してインパクトを与えた経験は何か。
自分が何のプロフェッショナルであると明言できるのか。
これらの3つの視点は、45歳を過ぎた人材でなくとも、必要な視点ですが、45歳を過ぎていれば、より求められるものです。
なぜか。
年齢相応、社会人としての相応の能力、スキル、経験を自分が所属する組織に還元できなければ、存在価値は無いのと同じだからです。
余力があるときだからこそ、
自分がチカラを尽くして、組織に貢献した経験は何か。
自分が能力を高めて、組織に対してインパクトを与えた経験は何か。
自分が何のプロフェッショナルであると明言できるのか。
について、丁寧に振り返ることができるのです。
振り返るときに、留意することは、つぎの3点です。
・事実を数多く洗い出す。
・事実が自分にもたらした意味を、現在時点で解釈する。
・解釈をもとに、自分が何を大切にして仕事をしてきたかを記述する。
地道な作業ですが、取り組み始めると、それなりに時間が必要となります。
それゆえに、余力のあるときに取り組むことが必要なのです。
明日からは、自分に備わっている力を確認する3つの視点について、もう少し詳しくお伝えしたいと思います。
本日も、お読みいただきありがとうございました。