上司を使い倒すことができれば、自分の仕事は格段にやりやすくなります。しかし、その前提で、上司が「使い倒されてもいいかな?」と思わせるように接することも必要になります。
昨日は「上司はつかってなんぼ」をテーマに、上司を観察し傾向と対策を講じることの大切さをお伝えしました。
hiratsukacareer.hatenablog.com
目的はただ一つ。
自分の仕事を進めやすくするためです。
もっとも、そのためには自分の立ち振る舞いにも留意しなければならないことがあります。部下の立場で気をつけることがあるのです。
なくて七癖です。誰もが無意識にやってしまっている「自分の評価を下げる」行為があります。
今日はチェックポイントとして2つのことをお伝えします。
非言語コミュニケーションに現れる負のオーラ
意識している場合もあるかもしれませんが、無意識に表情や態度に負のオーラをにじませてしまうことはありませんか?
おそらく自分で負のオーラを発していることは自覚していると思います。
部下から出される負のオーラのサインは、上司が部下のタイプを見分けてマネジメントするためには有効な情報源です。それゆえに、負のオーラを上司は敏感に感じ取ります。
しかし、上司も人間ですから、負のオーラをまともに浴びると、それなりのダメージが残ります。
ゆえに、負のオーラを出し過ぎることは避けるべきです。
できない理由を挙げる
上司から指示されたタスクについて、できない理由を挙げてしまっていませんか?
とくに上司から抽象的な指示があった場合、それを客観的に把握するために、上司に対して「問いかける」ときが要注意です。
自分では、質問しているつもりが、知らず知らずのうちに、
「○○だから、できないのではないですか?」
「現状は○○という制約があるので、難しいと思います。」
といった具合に、できない理由を際立たせてしまうことが往々にしてあります。
できない理由を挙げることは、欠点を指摘することと同じように難しくありません。
ゆえに、それを一旦脇に置いて、「どうすればできるか?」という視点で上司に問いかける姿勢が必要になります。
まとめ
お伝えしたことを気をつけることは、当たり前のことですが、無意識にしがちなことです。
ほんの少しだけ意識すれば、仕事をしやすくなります。
試してみる価値があると思います。
本日も、お読みいただきありがとうございました。