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【転職の迷い】 なぜ、転職という大きく、難しい決断に迫られると、迷いは大きくなるのか?(連載1)

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護身術のセミナーを受講して、思いもよらず、キャリアの選択に役に立つ考え方に気づくきっかけを得ました。

 

  1. 緊張と緩和を、上手につかうこと
  2. じぶんの認知を変えることで、アタマとココロの働きが変わること

 

よくよく考えれば、この二つのことは、一般的にもよく言われていることです。しかし、護身術を学ぶことを通して身体的に体感したとき、この二つのことを実感をもって認識できるようになりました。

 

今日一日、私のアタマの中をグルグルと廻っていたことがあります。

それは、「なぜ、転職という大きく、難しい決断に迫られるとき、人は迷うのだろうか?」ということです。

 

もちろん、迷わない人もいると思います。

 

しかし、45歳を過ぎて、もう一度じぶんのキャリアを建て直したいと考えている人にとっては、清水の舞台から飛び降りるくらい大きな決断です。

 

この決断にかんする迷いをゼロにすることはできないでしょう。

 

しかし、肩ひじ張らずに、じぶんの認知のあり方と向き合うことで、最小化できるのではないか?と感じるのです。

 

そこで、今日から1週間、『【転職の迷い】なぜ、転職という大きく、難しい決断に迫られると、迷いは大きくなるのか』と題して、連載したいと思います。

 

転職を考えはじめるときのじぶんの状態

 

転職を考えはじめるときは、新たなチャンスを掴もうという気持ちになっているものです。適切なたとえではありませんが、あたかも難しいゲームをクリアしていくような高揚感を感じることすらあります。

 

転職先を探しているときは、じぶんのチカラのことを必要としてくれる新天地との出会いがあったりするので、転職活動がうまく進むと高揚感を感じやすくなるのです。

 

一方、転職先がうまく見つからなかったりすると、気持ちは停滞します。じぶんを必要としてくれる新天地が見つからないことが、じぶんの将来見通しを暗くするからです。

 

以上、当たり前のことを書いてしまいました。

 

なぜか。

 

それは、転職を考えはじめるときのじぶんの状態を、的確に把握しておくことが、転職というキャリアの転換期を適切に乗り切るコツであるからです。そして、じぶんの状態によって、じぶんの直感が影響を受けてしまうからです。

 

「迷ったら、直感を信じろ!」は本当か??

 

転職するか否かで迷ったとき、私は一つの指針として、「厳しそうな道、じぶんが成長しそうな道」を選択することがよいと考えています。しかし、「転職するか、今の会社にとどまるか」という選択を目の当たりにするとき、どちらを選択することがよりよい将来につながるかを決めることは、ほんとうに難しいことです。

 

この選択は、仕事のみならず、じぶんのプライベートのことも含めて、いろいろなことを総合的に判断しなければならないからです。

 

そんなときに、あるささやきを耳にすると、思考がフリーズしてしまうことが往々にしてあります。

 

それは、「迷ったら、直感を信じろ!」です。

「直感」は裏切らないということと解釈できますが、それは本当だろうか?と思います。

 

あくまでも私の経験ですが、「直感」を信じた結果、「しくじってしまった・・・」という思いを抱いたことがあります。「直感」を信じた結果、現状維持することへの未練がムクムクと湧き起こり、転職後のまだ見ぬ不安を勝手に大きくしたり、処遇への不安を妄想したりしてしまったのです。

 

本当に「直感」は裏切らないのだろうか?という思いを抱いたことを思い出しました。

 

まとめ

 

「人は変化を嫌うもので、変化が伴うときは強烈に現状維持モードになる」ということを前もって認識しておくことが重要だと、私は考えます。

 

大きく、難しい決断に迫られているときは、緊張が続いてしまいます。

同時に、現状維持モードになると、アタマとココロも冷静に判断する余裕をなくします。

 

このように捉えると、緊張を緩和し、冷静に判断するための方法が、迷いを抜け出すヒントになりそうです。

 

(明日の連載に続きます。)

 

本日も、お読みいただきありがとうございました。