護身術にもともと興味があったので、今日はそのセミナーに参加してきました。
講師役の方は2名。一人はブラジリアン柔術の世界チャンピオン、もう一人は少林寺拳法5段の師範代の方です。
護身術というからには、防御術と同時に攻撃術もあるかと思っていました。
しかし、主には「守ること」が大事とのこと。「守ること」の後に、その力をつかって攻撃または逃げるということが大切とのことを教わりました。
さらに、身体の使い方と脳の認知の使い方次第で、力を入れなくても相手を倒すことができることも学ぶことができました。
力を入れないということは、文字通り、力を意識的に緩めることです。ただ単に脱力するのではなく、相手との気の流れを合わせつつ、「ふっ」と力を緩めるということです。
力を緩めることで、相手の体幹バランスが崩れる。
自分の重心を意識的に下半身に向けることで、自分の身体を相手に重く感じさせる。
講師の方の話を聞くだけではなく、それを実践することで、護身術のズブの素人にも、体感できました。
まさに、目からウロコ、百聞は一見にしかずです。
護身術のセミナーに参加して、あらためて気づいたことがあります。
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緊張と弛緩を、上手につかうこと
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じぶんの認知を変えることで、アタマとココロの働きが変わること
この二つのことは、じぶんのキャリアを考えるときにも応用できると感じたのです。
じぶんのキャリアをなんとかしようとして、りきんでしまうと、正しく選択しづらくなることがあります。そして、じぶんの認知を変えることで、じぶんの直感の捉え方が変わることもあるのです。
つまり、この考え方は、キャリアの分岐点にあるときの思考においても参考になると感じたのです。
じぶんのキャリアのあり方について、深く悩んでいるときに深みにはまらないようにするためには、この二つのことを応用させることで、悩みから早く脱することができるのではないかと思います。
とくに、じぶんの認知の傾向を的確に捉えることが重要だと思うのです。
そこで、明日からは、キャリアを考えるときに参考になるじぶんの認知についてお伝えしていきます。
今日は、少しだけチカラを抜いた投稿にしてみました。