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【問いのチカラ】 時間を超えた他己分析 5+3=15 が不正解だと気づくための3つのステップ その2

 

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キャリアの転換期では、5+3=15が不正解であるということに気がつかないことがあります。

 

「+」(足す)という「問い」が5+3=15という不正解につながるわけです。

 

「+」(足す)は「問い」と捉えることもできますが、「視野」とも捉えることができます。「視野」が広ければ、「+」(足す)ではなく、「+」(足す)以外の選択肢を模索しようというきっかけにつながるからです。

 

つまり、「「+」(足す)ではなく、「×」(かける)じゃないと、15にならないんだ!」ということに、気づくことにつながるということです。

 

昨日は、『5+3=15が不正解だと気づくための3ステップ その1』として、「自己分析」のあり方をお伝えしました。

 


それは、じぶんにかかわる参照情報を、数多く取り揃え、可能な限り準備することであり、しっかりと向き合うことが大切だと、私は考えます。

 

参照情報を広げる3つのステップ 

さて、じぶんにかかわる参照情報を広げるためには、つぎの3つのステップを踏むことをおススメしました。

 

  1. 自己分析
  2. 他己分析
  3. 自己分析と他己分析の統合

 

今日は、「他己分析」についてお伝えします。

 

「他己分析」は、対話が鍵 

自己分析では、キャリアの分岐点に起きた「出来事」を、じぶんの言葉で解釈します。

 

「他己分析」では、じぶんの言葉で解釈したことについて、「他者との対話」を通して、解釈を深めていくというプロセスです。

 

「他己分析」は、自分以外の他者との対話が基本であると言われています。親、兄弟姉妹、配偶者、友人、先輩、上司等々、自分以外の他者に自分のことを聞くというプロセスです。

 

私がおススメている「他己分析」は、この基本形とは異なるアプローチをします。

 

それは、『「いま」のじぶんが、「過去」のじぶんと対話する』というプロセスを通した「他己分析」です。あるいみ、「自己分析」と感じられる部分もありますが、「いま」と「過去」という時制を違えて、じぶんを捉え直すということです。

 

そのためには、「いま」のじぶんが、「過去」のじぶんと対話しやすくする「問い」があります。

 

「問い」を構成するポイントは、2つです。ポジティブな「問い」とネガティブな「問い」です。

 

時間を超えた「他己分析」 

具体的には、じぶんの言葉で解釈したキャリアの分岐点に起きた「出来事」を、つぎの「問い」を介して、「他己分析」することをおススメします。

 

【ポジティブな問い】 

  1. 褒められたこと
  2. 続けてきたこと
  3. 他人ができないこと
  4. 自信があること、得意だと思うこと
  5. 価値や意義を感じること

 

【ネガティブな問い】 

  1. 怒られたこと
  2. 続けられなかったこと
  3. 認められなかったこと
  4. 苦手だと思うこと
  5. 価値や意義を感じないこと

 

これらの「問い」によって、「いま」のじぶんが、「過去」のじぶんと対話する際に、「そのときどうであったか?」という視点で、第三者的視点に立つことができます。

 

じぶんにとって、大きなインパクトを与えた「出来事」を、時間を超えて「他己分析」し、解釈を深めていくのです。

 

まとめ

 

時間を超えた「他己分析」をする際、意識しておきたいことあります。

 

それは、「過去」のじぶんに対して、「いま」のじぶんがあたかも「エール」を送るように対話をすることです。「過去」のじぶんに、「その出来事は、意味があったんだよ。」という思いをもって対話することです。

 

じぶんでじぶんを認めるという前提に立って、あらためて「問い」かけてみることで、見えてくることがあるはずです。

 

そして、このアプローチを終えたのちに、自分以外の他者(親、兄弟姉妹、配偶者、友人、先輩、上司等々)自分以外の他者に自分のことを聞いてみましょう。

 

じぶんの解釈をより深めることができます。

 

明日は、第3のステップの「自己分析」と「他己分析」の統合について、お伝えしたいと思います。

 

本日も、お読みいただきありがとうございました。 

 【ご参考:過去記事】

hiratsukacareer.hatenablog.com

 

 

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