2019年度も1/4が終わりました。
7月1日は、転職を考えるうえで絶好の機会といえます。
とくに45歳を過ぎて転職を考えるとき、第2四半期のうちに、自分の考えや覚悟を決めておくことがとても大切です。
いままでの連載でも、転職の迷いから抜け出すためのヒントをお伝えしてきました。
今日は、その中でも、もっとも大切な「再現力」について、お伝えしたいと思います。
再現力とは、思考力
再現力は、どのような状況下においても、ものごとを成し遂げるチカラといえます。仕事を取り巻く環境は仕事によって異なるわけですが、それを踏まえても、仕事を完遂させるチカラといえます。
45歳を過ぎたビジネスパーソンにとって、再現力がある人とない人では、市場における価値が雲泥の差がでます。
その差は、面接で簡単な質疑応答で簡単に確かめることができます。
実際にどのような困難があったのか
それをどのように乗り越えたのか
そのとき、何に留意してきたのか
その困難は自分をどのように鍛えてくれたのか
これらの質問に共通することは、「考えて動いていたか否か」を確かめられるます。
そして、このような質問を問いかけることで、人の再現力を体感することができます。
つまり、再現力は思考力ともいえるのです。
いつも何を考えているのか
自分の再現力を確かめるには、いつも何を考えているか、どのようなことを意識し実践せいているか、という自分の思考スタイルを確かめることが極めて有効です。
普段、何気なく仕事をしているとしても、この思考スタイルが自分の再現力の基盤になるからです。言い換えると、思考スタイルは、自分が成果を出すためのエンジンです。
エンジンとは、前進するための動力で、」エンジンの大きさが再現力の大きさに比例します。
したがって、自分が携わってきた一つひとつの仕事を振り返ることをおススメします。
そして、その仕事に取り組むにあたって、自分はどのような考えをもっていたかを思い出してみるのです。
成功したことも、失敗したことも、先延ばししたことも、諸々含めて振り返ると、自分の思考スタイルがどのようなものであるかを確かめることができます。
今日のまとめ
再現力は思考力。
再現力を含めて考えるとき、
実際にどのような困難があったのか
それをどのように乗り越えたのか
そのとき、何に留意してきたのか
その困難は自分をどのように鍛えてくれたのか
という視点で振り返ると、思考スタイルを整理しやすくなります。
ぜひ、試してみてください。