45歳からの年収1.5倍化プログラム

キャリアを再生させる5つの視点(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心)から、自分の価値を再発見して、これからの15年を30年の濃さにしよう!

【失敗しないキャリア】 NHKプロフェッショナル・高木琢也さんのプロ意識に学ぶ 45歳からのじぶんのキャリアの磨き方

 

 

f:id:hiratsukacareer:20171103184219j:plain

 

 

NHKプロフェッショナルで、カリスマ美容師の高木琢也さんが特集されていました。

 

私、高木琢也さんのこと、まったく知りませんでしたので、録画した番組を視ることなく、放置していました。

 

昨晩、何の気なしに視たところ、衝撃が走りました。

 

「これ、そのまま自分の存在価値を創り上げるプロセスそのものじゃないか!」と。

 

特に引き込まれたことは、「どん底からじぶんを立て直して、自分の目指す姿を実現させ、それでもなお高いレベルの自分の実現を目指して行動している。」というところです。

 

夜中に視たのですが、3回繰り返し視てしまいました。(そのせいか、今日一日はとても眠かったです。。)

 

そこで、高木琢也さんを特集したNHKプロフェッショナルを視て学んだ、45歳からのじぶんのキャリアの磨き方と題して、印象に残ったことをお伝えします。

 

(1)どん底からじぶんを立て直す

 

高木さんは美容師として著名になるまでの間、自分に「肝心のところで失敗する」というレッテルを貼っていたようです。

 

高校受験、高校でのクラブ活動、大学、専門学校での生活、美容師として駆け出しだった頃、「うまくいかない自分」だったようです。まさにどん底を体験されていたようです。

 

「自分はなんのために生まれてきたのか」

「育ててくれた親に申し訳ない」

 

そして、このままではいけない!と決心し、じぶんを立て直そうと、やれることは何でもやってみるという決断し、行動されました。

 

どん底を経験すると、そこから動けなくなることが往々にしてあります。そして、その環境から脱したいと強く決意し、行動することは簡単ではありません。

 

「どん底のままのじぶん」でいることと決別したいという思いを、過去の振り返り、現在のじぶんを客観的に見つめ、未来の「ありたいじぶん」と結び付け、必要な行動につなげたということは、高木さんの言葉を借りると「自分らしさ」につながると感じました。

 

45歳からのキャリアを考えるとき、「じぶんの存在価値」を磨き上げるヒントになると思うのです。

 

(2)徹底した顧客思考

 

高木さんは、「お客様のことを考える」「相手の人生をハッピーさせる」「ヘアスタイルで人生を変えるきっかけを提供する」という信念をお持ちです。

 

相手が何を望んでいるかを、表情やヘアスタイル、会話を通して察知し、じぶんの考えを提案されていました。

 

これは、徹底した顧客思考があるがゆえです。そして、この思考をもつことは簡単ではありません。とくに、自分の周りにいる社内顧客に対して顧客思考をもつことができる人が少ないという意味においてです。

 

45歳からのキャリアを考えるとき、社内の顧客に対して顧客思考をもつことができれば、自然とじぶんの周りにフォロワーが増えてきます。

仕事は独りで完結するものではなく、前工程と後工程に必ず関与している人がいます。

社内の顧客に対して顧客思考をもつということは、これらの人への興味・関心をもち接するということです。

 

簡単なようで難しいことを実行し継続することが大切だということを再認識しました。

 

(3)じぶんと向き合うことで個性を創り上げる

 

「じぶんらしさを創り上げるには、じぶんならではのこだわりを数多く持つことが大切だ」、と高木さんは番組で語っていました。

 

じぶんと向き合うことで、じぶんの個性を磨き上げる

 

 

私は、「じぶんと向き合う」というフレーズに引き込まれました。なぜならば、「じぶんと向き合う」ということを習慣化することは簡単ではないからです。

 

「じぶんと向き合う」は、「じぶんと対話する」「じぶんの内心と向き合うこと」に近いと思います。

 

自分の経験価値を「じぶんと向き合う」ことで冷静に捉え、それをじぶんの個性につなげる、と解釈できるのではないかと考えるのです。

 

高木さんのように、真摯に仕事に取り組まれる姿勢があれば、無意識に「じぶんと向き合い、じぶんの存在価値が比例的に高まる」という好循環が創りだされます。

 

このことから、私は、45歳からのキャリアを失敗しないためには、「じぶんと向き合い、じぶんオリジナルを磨き上げ、活用すること」が重要であると再認識しました。

 

まとめ

 

高木さんは、「チャレンジなくして進化なし」と番組で語っていました。

「こだわり」をもって、「気になったことはなんでもやろう」とも。

 

(1)どん底から自分を立て直す

(2)徹底した顧客思考

(3)じぶんと向き合うことで個性を創り上げる

 

高木琢也さんから学んだ3つのこと。当たり前のことですが、継続して実行することは簡単なことではありません。

 

しかし、継続して実行すれば、「じぶんのありたい姿」に近づくことができるということを、高木琢也さんを特集したNHKプロフェッショナルを視て実感しました。

 

そして、それこそが、プロ意識なんだとも。

 

45歳からのじぶんのキャリアを磨き上げるとき、今日お伝えした3つの点を踏まえて、じぶんのプロ意識のあり方を再検討してみると、新しい発見があるはずです。

 

新しい発見が、じぶんの人生を意義あるものに近づけてくれると、私は考えます。

 

今日もお読みいただき、ありがとうございました。

 

この後、もう一度、高木琢也さんを特集したNHKプロフェッショナルを視ようと思います。