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40歳を過ぎた転職後に後悔してしまったときの処方箋 

 

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年度が替わり、大型連休を過ごしていながらにして、じぶんの将来に悩んでしまう。

 

とくに、4月に転職した方のうち、転職後の会社になかなかなじむことができずに苦労されている方にとっては、大型連休を過ごすことは、ツライことと思います。

 

私も転職したことを後悔したときがありました。

 

4月に転職したものの、転職後の会社と自分の相性が合わなかったのです。とうぜん、ゴールデンウィークを楽しむことはできず、モヤモヤした気持ちを抱えたままでした。

 

生産的な時間の過ごし方はできず、自分の選択をただただ後悔し、殻にとじこもっていました。

 

今思うと、もったいない時間の過ごし方をしたと痛感します。

しかし、その当時は「為す術がなかった」ので、どうすることもできなかったのです。

 

殻にとじこもったことで得た教訓

  「前職の経歴、人脈は一旦ゼロリセットされる」ということは、あたまのなかではわかっていましたが、実際に体感してみると、その衝撃は大きいものでした。

 

「肩書きを外した自分の無力さ」を目の当たりにしたのです。

 

「肩書きを外した自分の無力さ」は、自分のこころのなかに転職後の会社にうまく適応できないのではないかという不安につながりました。

 

殻にとじこもることで教訓が得られるとは一般的に感じられないことでしょう。私もそれが「ほんとうによかった」とは、今でも思えません。

 

しかし、自分の思考をいったん停止させ、「肩書きを外した自分の無力さ」を早期に認識できたことは、教訓として得たことのように感じます。

 

ただひたすら、過去を振り返る

 

モヤモヤした気持ちをそのまま持ち続けることが健全でないことはわかっていたものの、ゴールデンウィークを過ぎても、気持ちの整理はできませんでした。

 

気持ちの整理に踏ん切りがついたのは、転職して2年近くの時間が過ぎてからでした。

 

転職に失敗したという後悔の念を抱えたまま2年近く経つと、「なんとかしないといけない」という思いを持ち始めました。きっかけは、「そもそも、なぜ転職しようと思ったのか」を自分に問いかけたことでした。そして、自分の過去、とくに社会人になってからの過去を振り返りはじめました。

 

仕事で成果を出したときは?

楽しく仕事ができていたときは?

仲間をつくったきっかけは?

 

あたりまえのことですが、窮地に追い込まれて初めて、社会人としての自分の生い立ちを、ただひたすらに振り返りました。

 

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後悔との決別 

 

過去を振り返ることで、自分の仕事をするうえでの「思考のクセ」がわかりました。

 

あー、自分はこういう仕事をしているときは、ネガティブになるな。

こういう環境だと自分はポジティブになれるな。

相性があう人と合わない人のタイプは、こういうことだったのか。

 

自分のことはわかっているようで、わかっていないものです。

 

「思考のクセ」をつかむと、転職後の会社でも同じ「思考のクセ」をもって仕事をしていたことを再認識しました。転職したといっても、自分自身が変わっていなかったという当たり前のことを認識したのです。

 

そして、「思考のクセ」を修正しないかぎり、このままずっと同じことを繰り返すだろうという思いに至りました。同時に、このままずっと同じではいたくないという思いにもいたりました。

 

このことが、自分が選択した転職という選択を後悔することとの決別のきっかけになりました。

 

まとめ

 

今の自分に満足できていない場合、いったん思考を停止させるクーリング期間は大切だと思います。モヤモヤした気持ちを抱えたままでも構いません。グルグルと思考が堂々巡りしても構いません。

 

その上で、自分の「思考のクセ」を解明することをおすすめします。参照すべきは、自分の過去です。過去の自分が今の自分を形づくっているからです。

 

転職した直後に、自分の選択が誤っていたかもしれないと悩んでいる方は、一度時間を作って試してみてはいかがでしょうか。

 

輝いていたじぶんを思い出し、もう一度前に踏み出そうという勇気と気力を見出すきっかけになるはずですから。

 

追伸

 

明日から具体的な方法をこのブログでお伝えします。