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【40代のキャリア】 備えあれば憂いなし。まずは10分時間を取ろう! いつ来るかわからないキャリア転換期への備えを大切に!

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42歳のYさんからショートメッセージで連絡を受けました。

 

「支社長から昨日呼ばれまして。社内でやりたいことや行きたいところある?って聞かれたんです。私、どうやら次の人事異動の対象になっているみたいです。」

 

「いよいよ、ふんわり考えている時間が無くなってきました。」

 

Yさんは20年同じ会社で勤続しているビジネスパーソンです。なんとなく自分が人事異動の対象になっていると感じつつも同じ部署に6年近くいると自分のやりたいことが見えにくくなってきていたようでした。

 

Yさんが感じているように、一つの会社で長く勤務すると、自分のキャリアを会社が決めてくれるという意識を持ちがちです。その一方で、自分がキャリアを決めたいという意識も心の中に持ち合わせています。二つの意識がぶつかりあうものの、結果的に、切羽詰らないかぎり、自分のキャリアを自律的に振り返ることはなかなかしないものです。

 

Yさんがメッセージくれたように、「なにかやりたいな~」といった”ふんわり”考えている人は多いのではないでしょうか。

 

”ふんわり”考えることは、まったく考えないよりも良いことだと思います。少なくとも自分の意識に「キャリアを考える」ということがあるからです。

 

しかし、”ふんわり”考えることと、”しっかり”考えることでは、考えの質に大きな違いがあります。40代のビジネスパーソンには、当然、”しっかり”考えることが求められると、私は考えます。

 

コアスキルを明確に

 

 

”しっかり”考えるときに念頭においていただきたいことは、自分のコアスキルは何であるかです。

 

語学力、公的資格、従事してきた業務経験、対人コミュニケーション

 

社会人になってから積み上げてきた自分のチカラのうち、自分が人に自慢できるチカラが何であるかを自分のコトバで明らかにするという視点が大切です。これは、仕事をする上でのエンジンがどういう構造になっているかを明らかにするようなイメージです。

 

人材力を冷静に見極める

 

 

私は、人材力はつぎの公式で表すことができると考えています。

 

人材力=(【基礎力】+【専門力】+【再現力】)×【人間力】

 

コアスキルを明確にする際、この4つのチカラも意識することをおススメします。

 

自分の人材力を冷静に見極めることが、自分のチカラを活かす場面を探す鍵になります。

 

【参考記事】 

hiratsukacareer.hatenablog.com

 

まとめ

 

”しっかり”考えるためには、十分な時間を費やすいことが必要です。

「いつかやろう」「やらなければいけない」と感じたならば、まずは10分時間を取ってみることをおススメします。

 

具体的には、今回お伝えした「コアスキル」と「人材力」を念頭において、社会人としての自分史を振り返るイメージで、自分が感じているコアスキルや基礎力、専門力、再現力、人間力を紙に手書きしてみるのです。

 

手書きすることは、自分の考えをまとめることに役に立ちます。不思議とパソコンにタイプアップするよりも考えをまとめやすくなるものだと感じます。

 

着手してみると、取り組みやすいものです。最初の一歩が重たいので、なかなか手につかないことが多いのです。

 

まずは10分間試してみませんか。キャリア転換期への準備が整い始めますから。

 

【参考記事】

 

hiratsukacareer.hatenablog.com