45歳からの年収1.5倍化プログラム

キャリアを再生させる5つの視点(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心)から、自分の価値を再発見して、これからの15年を30年の濃さにしよう!

【40代の人、必見!】 自分の価値を高める 自分の中に眠っている「お宝価値」を引き出す3つのステップ

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15歳から64歳までの生産年齢人口は2015年に7,728万人となり、2020年には7,405万人、2030年には6,875万人、2040年には5,978万人、2060年には4,793万人にまで減少すると予想されています。(総務省平成29年版情報通信白書)

 

社会的に少子高齢化が進んでいることと連動し、労働力人口は確実に減少してきています。AIが進化し定型的な仕事がなくなることも予想されますが、会社が組織として継続するには、「ヒト」という経営資源は欠かすことができません。40歳以降の転職市場が活性化していることもうなずけます。

 

このような背景のもと、中高年のビジネスパーソンは仕事の担い手として注目されてくると私は考えます。ビジネスパーソンとしての素地が完成されていて、組織にポジティブな影響を与える「ヒト」の需要は高まると考えるからです。

 

しかし、45歳を過ぎたビジネスパーソンには相応の高い水準が求められます。その人ならではのオリジナリティーを活かして組織に貢献できるビジネスパーソンでなければ、戦力外を通告されることも考えられます。

 

戦力外通告されないためにも、ビジネスパーソンとしての自分の価値を把握することが必要です。

 

私は、誰もが、一人ひとりの経験を通した「お宝価値」を持っていると確信しています。45歳を過ぎたとき、自分の「お宝価値」を認識することができれば、キャリアは広がると信じています。

 

そこで、今回は自分の中に眠っている「お宝価値」を引き出す3つのステップについてお伝えします。

 

【目次】

 

ステップ1:どう生きていきたいか

 

60歳定年を前提にすると、45歳の人は残り15年近くビジネスパーソンとして活躍することになります。

 

この15年を存在価値のあるものにするためには、「どう生きて生きたいか」をゴール設定することが必要です。ただ漫然と日々を過ごすのではなく、自分の人生の設計図をつくるということです。


「どう生きていきたいか」が明らかにならない限り、「他人まかせの人生」「行きあたりばったりの人生」になるでしょう。

 

そのほうが楽だし、人生なるようになる、といった考え方もありますが、一回限りの人生を自分でデザインすることは意味があります。

 

ステップ2:自分の現状とのギャップはどうなっているか

 

「どう生きていきたいか」が明らかになった後は、自分の現状を振り返ってギャップを確かめます。「どう生きていきたいか」を理想とするならば、理想と現実のギャップを分析するということです。

 

ギャップがあることはわるいことではありません。ギャップが存在することは「自分の伸びしろ」があることを意味すると捉えるほうがよいでしょう。

 

ただ、「ギャップの要因はなにか」ということには着目しなければいけません。そして、そのギャップを縮めたいと自分が感じているかを確認します。もし縮めたいと感じるならば、ギャップは「自分の伸びしろ」を確かめるためのモノサシになります。

 

ステップ3:修羅場を踏んで壁を乗り越えた経験は?

 

ビジネスパーソンを長く続けていると、仕事上での修羅場体験があることでしょう。修羅場をくぐりぬけるには、その仕事に没頭し、壁を乗り越えて仕事を完成させなければいけません。修羅場体験に向き合っているさなかは、苦しく逃げ出したい気持ちになることも多かったでしょうが、それを通して身につけた経験、知識、スキルに自分の「お宝価値」の源泉が宿っているので丁寧に振り返ることが大切です。 

 

自分の存在価値に気がつき、「お宝価値」は自分が自律的に動いたり、主体的に動いた経験の中に宿っているものです。

 

修羅場体験から得たことが明確になったとき、自分ならではのオリジナリティーを見出すことができるはずです。なぜならば、修羅場を経験したのはほかならぬ自分だからです。

 

まとめ

 

修羅場体験の中に自分の中に眠っているお宝価値を、どれだけ具体的に引き出せるかが、自分の存在価値を決定します。したがって、45歳を過ぎた今だからこそ、早くそれを見つけることが大切になるのです。

 

自分のお宝価値を活かして、自分が理想とする生き方と現実のギャップを埋めつつ、仕事をしていければ納得感のあるキャリアを積み重ねることができるでしょう。