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【転職の迷い】45歳からの転職 迷ったときに誰に相談するか

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45歳からの転職を決断することは簡単ではありません。自分のことだから、自分が決めなければいけないわけですが、自分の判断を客観的に見てくれる人がいれば迷うことなく決断することができます。

 

「転職するか迷っているんです。こういうとき、誰に相談するといいですか?」

 

45歳を過ぎて初めての転職活動し、内定を受けるか否か迷っている方からこのような相談をいただくことがあります。

 

自分の心の中にある「迷い」を解きほぐしてくれる相談相手がいれば心強いと思います。

 

【目次】

 

転職経験のある人に相談する

 

 

未知の領域に一歩踏み出すときは、経験者に相談することが近道と言われます。「転職」という共通する経験をしていることが、等身大の自分を伝えやすい状況を作ってくれます。したがって、転職経験のある人に相談することには意味があります。

 

たとえば、転職を決断するときに大切にしたこと、転職前と後で変わったこと、そして、転職に際してどういうことに迷いを感じたか、誰に相談したか、等々、転職を敬遠した人でなければ答えられないことについてのヒントを得ることができます。

 

本やwebの情報も有益ですが、自分が知りたいことをダイレクトに聞いて確かめることは迷いを振り切るきっかけになりえます。

 

自分のことをよく知っている親しい知人に相談する

 

 

自分のことは案外客観的に把握できないものです。そこで、自分のことをよく知っている親しい知人に相談することで、客観的な自分の状態を確かめることができて、冷静に状況判断することにつながります。

 

たとえば、昔から自分のことをよく知っている知人は、自分の思考の癖を的確につかんでいたりします。

 

どういうときにイキイキしていたか

どういうときにイジイジしていたか

どういうときにスパッと決断していたか

どういうときに決断を先送りしていたか

 

このように親しい知人が記憶している場面や出来事を踏まえて、現在の自分の状態について助言してもらえることがあります。

 

自分では気づかない自分の思考を、客観的に指摘してもらえることが迷いを払しょくするときに役にたちます。

 

家族に相談する

 

 

45歳ともなると家庭に対する責任も増えてきます。「自分がこの道を行きたいから」という心意気だけで転職を決断することは望ましくありません。少なくとも、転職を決める前には自分の思いを伝えるべきです。


家族に相談することは、「転職」という選択肢を「家族としての共有課題」とすることを意味します。

 

したがって、自分が転職を考え始めたきっかけを包み隠すことなく伝えることが必要です。先に書いた「転職経験者」や「知人」の場合、自分が転職を考え始めたほんとうのきっかけを話しづらいものですが、家族に対しては別です。


この前提で相談すると、「家族」ということを踏まえて「転職」がどういう意味を自分にもたらすか、ということを確認することができます。「自分軸」のみならず「家族軸」という視点で「転職」の意義・目的を考えることは、思考と視野が広がります。冷静な判断につながりやすくなります。

 

まとめ

 

 

45歳からの転職で迷ったときの相談相手としておすすめしているのは、等身大の自分をさらけ出せる人です。そして、その人は、ありのままの迷いを受けとめ、冷静かつ客観的なフィードバックができる人であることが望ましいでしょう。

 

この点で、私は「迷ったら家族に相談する」ことをおすすめしています。

 

今回お伝えした「転職を経験した人」「知人」も相談する相手としては得るものが多いのですが、自分との関係性の観点では「家族」の方が濃いものがあるからです。

 

相談は、転職の迷いという問題を解決するためのきっかけになります。自分の抱えている迷いの本質をありのままに伝えられる間柄の人に相談することが、自分の一大決心にかかわる相応しい、と私は考えます。

 

「転職に迷ったとき、誰に相談するか」の参考になれば幸いです。