40歳を過ぎて、自分の仕事を肯定的にとらえることができれば、キャリアは必ず拓けてきます。ビジネスパーソンとして、自分が今現在携わっている仕事を、自分として納得して取り組めているか否かがポイントになります。
「好き」ではないけれでも「できる」仕事
任されるときに半ば丸投げ状態で渡される「仕事」
誰もやらないから自分がやらなければならない「仕事」
誰かが不利益を被ってしまう「仕事」
誰もが、皆に感謝され喜ばれる「仕事」に就きたいと願っていることと思います。
しかし、現実はそうはいかない。
現実を受けとめ、自分が携わっている「仕事」を、どれだけ誇りに思えるか。この意識が持てれば、キャリアは拓けてきます。
人から認めてもらおうという意識が強かったり、自分が中心でいたかったり、自分が一番でいたかったりしても、いいのです。
そういう思いを持っていたとしても、どこかで自分の「仕事」の中に、自分だからこそ提供できる付加価値を見出すことが大切です。
そのためには、自分の会社の理念と共鳴する価値観を確かめてもみることをお勧めします。なにを思って、今の会社に入社したのか、なにを実現したいと思っていたのか。
青臭いようですが、こういう「感情の響き」に正直になることが、自分のキャリアを見定める近道なのです。
40歳を過ぎて、自分のキャリアに迷いを感じている人には、このような問いかけをしています。「自分の気持ちに正直になってみましょう。」と。