45歳からの年収1.5倍化プログラム

キャリアを再生させる5つの視点(好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心)から、自分の価値を再発見して、これからの15年を30年の濃さにしよう!

自分の評価を上げたければ、相手想いであることが大切

先日、30年振りに先輩と会食の機会をもちました。その先輩は、中学、高校そして大学と同窓で、2年学年は上の方です。お会いする機会はなかったものの、facebookでつながりをいただき、二人の会食(同窓会)が実現しました。

 

居酒屋のカウンターでの会食となり、時間を忘れて話がはずみました。話がはずんだのは、共通の話題が多かったことはもちろんですが、そのときのお店のサービスに心を動かされたことも一因だったと感じています。

 

注文した料理を出してくるときに、初めての利用なのか、どういう料理が好みなのか、お勧めの飲み物はなにか、今日の会食はどういう目的なのか、といったことをさりげなく問いかけてきます。最初はなにげない会話だと思っていたのですが、その会話を通して、すばらしい心づかいをしてくれました。

 

ラストオーダーのあとに、”30年振りの会食おめでとう”という文字ををチョコレートで白いお皿に店員さんが書いてもってきてくれたのです。

 

思いもかけないことをしてもらえて、素直に嬉しく感じました。きっと、店員さんがお客である私たちと会話を通して、どうすれば喜んでくれるかを考えてくれていたのでしょう。

 

このように相手想いであり、それを実践すると、それに対する評価は高くなります。

 

日ごろの仕事についても、自分基準ではなく相手基準で仕事を進めることが大切です。

なぜならば、相手基準で仕事を進めることで、相手の心が動くからです。その相手とは上司であったり、部下であったり、同僚であったりします。

 

いずれの場合でも、仕事を進めやすくなることにつながります。そして、結果として、自分に対する評価も高くなります。自分に対する評価は、相手基準で仕事を進めることで、図らずも高くなるものだからです。

 

自分のキャリアを築いていくときに、自分に対する評価は気になるものです。評価をやみくもに上げようとせず、ひたすら相手想いで仕事に取り組むことが重要です。

 

相手の心が動くと自分の心も動きます。気持ちが動くことと連動して仕事を進めることができれば、目の前の仕事に没頭できます。仕事に没頭することができれば、その姿勢は「存在価値のある人材」としての認識されることになります。

 

相手想いであること、キャリアを再構築する上で、忘れてはならないことです。