「あの人と仕事すると、楽だよね。」
一緒に仕事をするうえで、職場の仲間と協調できる人は、貴重な存在です。
疎んじられると、仕事に必要な情報が入ってこなかったり、協力を得られません。
かんたんに言えば、嫌われないことです。
45歳を過ぎると、職場の仲間とのつながりを良好にしておかないと、必要な人材として認められなくなります。
今回は、職場で必要な存在になるための3つの法則についてお伝えします。
【目次】
「快」の法則
第一に、「快」の法則です。心地よい存在になることと言い換えられます。
そのためには、「いいところ」探しをする習慣を身につけたいものです、
「いいところ」探しをしていると、「あの人の話は、聞いていてためになる。」と評価されるようになります。
人は「いいところ」を探すより、「アラ探し」してしまいがちですから、「いいところ」に視点が向きづらく、「いいところ」を伝えられると新しい発見をしたと感じるからです。
ポジティブな言葉を使い、自分から積極的なフィードバックを心がけることが大切です。
「笑顔」の法則
第二に、「笑顔」の法則です。
視覚からの情報は、相手の話を理解するときに大きな影響を与えます。
メラビアンの法則では、相手の話を理解するとき、視覚55%、聴覚38%、言葉7%がそれぞれ影響すると言われています。
第一の法則で、言葉とそれの使い方が大切だとお伝えしましたが、その両方を足し合わせても45%。
視覚の影響を軽んじることはできませんね。
そこで、自分の表情に気を配ることか大切になります。
たえず笑顔でいることは簡単ではありませんが、習慣づけるよう心がけるのです。
笑顔でいると、周りの人が近づきやすくなります。たとえば、見た目がいかつい人でも、笑顔でいるときは、優しく思えるものです。
笑顔でいると、脳がリラックスすると言われています。
脳がリラックス状態になると、発想力か高まり、意識が変わります。意識が変われば行動も変わりますので、それに伴う成果も変わってきます。
笑顔は、人が集まる存在、成果をだす存在として認められることにつながります。周囲の人のみならず、自分にもポジティブな効果をもたらしてくれます。
以前、笑顔の効用についてお伝えした記事も参考にご覧ください。
hiratsukacareer.hatenablog.com
「自己投資」の法則
第三に、「自己投資」の法則です。
自分のチカラを向上させるためには、「自己投資」が必要です。自分の貴重な時間、労力、お金を投入するわけですから、自己成長につなげないと意味がありません。
もっとも、45歳を過ぎて存在価値のある人材になるためには、「自己投資」で身につけたスキルや知識を他者のスキルや知識を上げるために活用する、という視点が大切です。
仕事は、チームプレーで成り立っています。チームのチカラを使って業績を上げることに貢献できる人材は貴重な存在になります。
積極的に「自己投資」して、一緒に働く仲間に貢献できる実行人は多くはいません。
したがって、自分の心がけと働きかけ次第で、自分の存在価値は高まります。
まとめ
3つの法則に共通することは、他者へ貢献するということです。
自分最適ではなく、自分の前工程と後工程にも気を配り、チーム(組織)の業績を上げることに気を配る。
つまり、「助けてくれる人」という存在になるということです。
『 自分の意識次第で、45歳を過ぎてからでも存在価値ある人材になれる。』
もし、今できていなくても、自分は必ずよくなるという思いをもつことから始めてみると、自分を取りまく環境が変わって見えてきます。
小さなことから、試してみることをおすすめします。