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『つかえない部下』から挽回する3つのアクションプラン

 

 

皆それぞれ、頑張って仕事に取り組んでいると思います。しかし、仕事にかける時間のわりに、パフォーマンスが上がらない人は、その頑張りが空回りして、上司に『つかえない』という印象を与えてしまいます。

 

今回は、『つかえない部下』の特徴を踏まえ、そこから挽回するためのアクションプランを考えてみます。

 

 

 1. マニュアルに頼りすぎる

 

仕事に取り組む際にマニュアルに沿って進めることは大切なことです。マニュアルには、仕事の手順が記録されているわけですから、定型的なアウトプットを出すためには、それを無視できません。

 

『つかえない部下』は、マニュアルに記録された手順に目がいき、仕事の目的や意義を正しく理解しようとしません。そして、仕事を単純に作業として捉える傾向があります。

 

そのため、マニュアルから外れたケースが生じたとき、思考停止してしまいます。

 

もちろん、例外に対応するには、上司に相談する必要がありますので、簡単に進められない場合が多いです。

 

『つかえない部下』は、思考停止したままで、相談にきます。

 

『どうすればいいかわからないので、指示してください』と。

 

たしかに、わからないことは仕方ないことですが、仕事の目的や意義を正しく理解していれば、何らか自分の考えや意見を出せるはずです。

 

そこで、アクションプラン1

思考停止せず、自分の考えや意見を出す

 

思考停止してしまうとき、おそらく、頭のなかで、『もう無理』という無意識の質問を自分にしています。

 

『もう無理』という質問を、『なにができるか』という質問に変えることが重要です。

質問を変えることで、脳が答えん探し始めます。つまり、思考停止しなくなるから、質問を変えることが重要なのです。

 

2. 上司に相談するタイミングが絶妙に悪い

 

 

『つかえない部下』 は、上司の仕事が立て込んでいる時 や帰宅しようとしている時に、相談事の緊急度、重要度にかかわらず、相談してきます。

 

たしかに、上司は部下の仕事をやりやすい環境を整える役割を担っていますから、相談されれば対応するはずです。

 

しかし、『今、ここで、対応しなくても良い案件』を、仕事が立て込んでいる時や帰宅しようとしている時に投げかけられると、イラっとする気持ちを持ってしまうでしょう。

 

そういう状況を自分で作ってしまうことは、決してプラスにはなりません。

 

そこで、アクションプラン2 

相談事の緊急度や重要度を、よく考える

 

考えずに、やみくもに相談することは、それだけで、『つかえない部下』の印象を上司に与えます。

 

自分に課せられたタスクの重みを、自分で優先順位付けすることが重要です。

 

3. 仕事を溜め込む

 

 

『つかえない部下』は、思考停止する機会が多いため、仕事を溜め込む傾向があります。仕事を溜め込むから、上司に相談する案件も増え、そのタイミングを逸してしまうのです。

1.と2.に書いたことがそのまま負の連鎖として繋がってしまっています。

 

仕事を溜め込む傾向は、デスク周りの整理整頓にも負の影響を与えます。

 

いつまでたっても仕事が片付かない

成果の割に残業が多い

論点が整理されていない仕事の仕上がり

 

こうなると、なにをやっても、ダメな状態です。

 

そこで、アクションプラン3

やっかいな仕事から着手する

 

着手したくない仕事を後回しせず、早めに着手し、途中経過をこまめに上司にホウレンソウする。

 

着手したくない仕事は、簡単にことを運べない仕事であることか多いと思います。簡単でないからこそ、投入する時間が必要になります。

 

早めの着手と早めに上司を巻き込むことが重要です。

 

4. まとめ  必ず挽回できる

 

 

『つかえない部下』の特徴にあてはまることがあるなら、3つのアクションプランを意識することをお勧めします。

 

そして、小さくてもいいので、意識した行動を重ねてみてください。

 

アウトプットが変わるはずです。

 

アウトプットが変われば、『つかえない部下』から挽回することができますから。